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Charlieが思い出していたのは3ヶ月ほど前、Adamとの話し合いを設けられた日のこと。
そういえばAdamはその口から“天使様”という単語を出していた気がする。しかもこちらを伺うように。
「“天使様は、元気か？”」
「“…天使様？”」
「“チッ、いやなんでもない。”」
Adamは心底嫌そうに、ただ確かに眉を下げてそう聞いていた。その時は“天使様”という単語とMephistoやLuciferが繋がらなかったのだが、今の話を聞くにAdamはMephistoのことを聞いていたのだろう。
「前の会議で、Mephyは元気かって聞かれてたみたい…」
「！！…そう、…あの、Charlie。貴方に聞くのは意地が悪いかもしれないけど…Adamは元気そうだった？」
「もっっちろん！！もちろん死ぬほど元気そうだったわ！本物に会えたわけじゃないけど」
「そう…なら良かったわ」
安心した様子のMephistoは母のようで、でも確かに一人の男を思う女の顔をしていて。思わず見ていた仲間たちの方が面食らってしまった。
最初から知っていたHuskと薄々勘づいていたAlastorくらいが平然とした顔をしている。
「Vaggie、そういえばお話する約束だったわよね」
「！！…い、いいの？ここで」
「あのわがままな王様にぜーんぶバラされたもの。あなたに話すのもみんなに話すのも変わらなくてよ」
Mephistoがため息をついてそう言い、パチンと指を鳴らせば全員がロビーの椅子に腰かけており、小さなテーブルには人数分の紅茶とお菓子が用意された。
「わたくしはLuciferの専属天使だったMephisto、もちろん、その主人であるLuciferが地獄に落とされればわたくしもその後を追うしか選択肢は無い」
「…」
「まぁ、実際にわたくしが堕天したのは少しした頃だったのだけれどね。あの時はAdamも、話で聞くような暴君じゃ無かったのよ？本当に」
VaggieはAdamの傍若無人な態度を思い出して苦い顔をするが、しかしまぁしおらしい態度のAdamが居たなんて面白い話である。
「最後にどうしても、と思って何人かに加護をかけたりして。その子たちはもう死んでいるでしょうけどきっと天国に。…でも悪いことをしたわ。わたくしはもう守ってやれないのに」
「！！」
「…他に聞きたいことありまして？わたくしがLuciferの専属なことと、Adamと関係があったことくらいしか話せてませんけど…」
「あっ、はいはい！！そういえばHuskとAlastorはなんで知ってる訳？驚いてもなかったよね」
Angelがそう言って首を傾げれば、いきなり名前を呼ばれた2人が小さく肩を揺らすのがわかった。
こちらを伺うように見た二人に、Mephistoはため息をついてうなずいた。
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
