◇ ページ33
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「Omg!!まさか好きなの！！？あのロクデナシが！？」
「ちょ、ちょっと待たないかCharlie」
「ちょっとCharlie、仮にもMephyの想い人をろくでなしだなんてダメだよ。実際にクソでも」
「Angelまで…、とにかく！Adamとは何もないから！…ただ…その…何千年も前から、彼に恋をしているだけ」
そう言って目を伏せたMephistoは正に恋する乙女のそれで、Charlieは少し複雑ながらも大好きな育ての親の可愛らしい姿に興奮し、Angelも一人の男を想う同志として途端に親近感を覚え、Mephistoの肩に手を置く。
「いやーまぁ、朝までまだあるよ。色々話聞かせて？」
「……面白い話は何もないよ」
そうとは言いながらもバーの席に腰をかけたMephistoに、ニヤニヤ顔を隠すことも無くAngelが質問を始めた。
「いつ出会ったの！？」
「…エデンにいた頃…Lucifer様を会議に連れていこうとしていて、その時目が合って…」
「えっ、まさか一目惚れとか？」
「……」
Mephistoが顔を赤くさせて目を逸らせば、CharlieとAngelは「まじか」という顔で目を見合わせ、Charlieは押されたなくアヒル人形のような声を出してぱちぱちと小さく拍手をした。
「相手がAdamなのは気に入らないけど、こんなに可愛いMephyが見られるなんて！！それでそれで？Adamの方がMephyに弱いってことは、お互い一目惚れ！？」
「ちっ、違うわよ！…わたくしはそうでも、向こうは…」
「…そういう時はだいたい向こうも好きなんだよMephy、
「え？いや、でも向こうは純粋にしたってくれてただけだと思いますわ！いつも天使様、天使様ーって。」
Mephistoのその言葉に、Charlieがなにか思い出したように固まった。Angelはそんな様子のCharlieを不思議に思いながらも、Mephistoの肩に手を回してニヤリと笑っている。
「彼、最初の人間だもの。色々教えてくれるわたくしを親鳥と思っていたのかもしれないわ」
「んなわけないっしょ、普通好きでもなかったら懐かないって！」
「…Mephy、エデンにいた頃は天使様って呼ばれてたの…？」
「え？えぇ、そうですわよ。何百年か経った頃Mephyと呼ぶように言いましたけど…」
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
