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「ほらな！正に、私が言った通りになった！素敵な場所を作って？みんなを招いて！何もかも与えてやっても！奴らは暴力とカオスをもたらすだけだ！」
己の羽の中でなにやら話し始めた輩がいるのを見つつ、Mephistoはあえて羽の中に隠さなかったLuciferとCharlieを見つめていた。
Luciferの物言いはCharlieの夢を諦めさせるような、そんな遠回しの言葉。
娘を思う気持ちはわかる、大切な人を守りたい気持ちもわかるからこそMephistoは複雑そうにCharlieを見つめた。
「やつらはお前の親切など気にしない。失望してばかりになるぞ？」
「……」
それはCharlieに言い聞かせる言葉なのか、それとも。MephistoはついにLuciferから目を背けてしまった。
「Mephy！このまま受け身じゃヤバい！私が行くから」
「いや、君が出るより私がでた方がいい。だから暫くここで……」
羽から出ようと動き始めたVaggieを、Mephistoはしっぽでぐるぐる巻きにして動きを止めてやる。
仕方ないか、とMephistoが動き出そうとした瞬間動かそうとした羽を優しく抑えられ、Mephistoは目を瞬いて横を見る。
「ダメです私に任せて。そろそろ思い出してもらいましょう、私がここにいるワケを…！！」
「んーっ、やっと来た。時間かかりすぎでしょ」
「…Alastor」
「破壊の悪魔であるあなたが出るまでもありません。」
Alastorにそう言われてしまえば、Mephistoが動く理由もない。確かにMephistoという一流悪魔が動くにはもったいない相手だろう。
Mephistoが動きを停めたことによってもふもふふわふわの羽が戻ってきたAngelは嬉しそうにMephistoの羽を抱きしめた。
「さぁ全員心に刻むのです！Radiodemonに手を出すとどうなるか！！」
壊れたラジオのような声で笑いながら、Alastorが操る黒い触手が外のチンピラ悪魔たちを引き裂いていくのをMephistoは引いた顔で見つめる。
知ってはいたがまさかあんな感じになるとは、教育に悪い気がしてMephistoはVaggieの目を塞いだ。
「いぇーい！…っうわ！」
「一人一人順番に貪り食ってやる！！」
撃退のためか、ハタマタ己の娯楽のためかホテルから出てチンピラをぐちゃぐちゃにしに行ったAlastorを眉を下げたCharlieと「ほらな」といいたげなLuciferが追いかける。
その先にいた残虐な姿のAlastorを見て、Luciferはしたり顔でCharlieを振り返った。
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
