予期せぬ客 ページ25
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「で、あの方は？」
「Alastorの…まぁ死ぬ前からの知り合いだよ。いつも厄介事を引き連れて来やがる」
Huskのその言葉にうんざりした顔をしたMephistoはさっさと退散しようと踵を返そうとするが、足をなにかに掴まれて躓きかけてしまった。
「まぁ待てMephy」
「何ぼーっと見つめてんの？…私が魅力的だからね？」
「Mimzy！」
「Alastor！可愛いイケメンちゃんにあえて嬉しいわぁどうしてた？元気？あ、そう」
あまり自分のことを語りたがらないAlastorが自らハグをしに足を動かす相手だ。どう考えても普通の客では無い、Mephistoは足に絡められたしっぽを見てぴくぴくと眉間を動かした。
「Lucy…」
「待て待て逃げるな、お前は私の従者だろ？」
「…はぁ、わかりましたわ。ですからそのつまらなそうな顔辞めてくださいまし」
そうMephistoが言えばMephistoの足に絡んでいた細いしっぽが姿をけし、ニッコリとしたLuciferがMephistoを見つめていた。
わがままな主人を持ったMephistoは唇を噛んで必死に嫌そうな顔を隠している。
「うっわ、嘘でしょ？あれLuciferとMephistoじゃない…？」
つまらなそうな顔をするな、という割に自身もLuciferにしか目をやっていなかったMephistoが後ろから聞こえてきた声に驚いてLuciferから少し遠のき、目を見開いている。
「お目にかかれて、光栄です陛下」
「…だからその引きつった顔、みっともないですわよ」
Mimzyに声をかけられ先ほどまで爪を見るついでに抱えているた杖をついて顎を引き、引きつった笑みを浮かべたLuciferをMephistoが苦い顔で見つめた。
「Alastor！男女が集うばなんだからちゃんと最初に教えておいてよ」
「魅力的な人だ！」
「話したいのは山々ですが、Charlieと一緒に案内を続けないと」
「案内なら！CharlieとMephyだけで十分だよ！」
小さな体のどこから出ているかも分からない力でMephistoとCharlieを押して歩き出すLucifer。もうこの扱いには慣れているのか、Mephistoは既に表情を失っていた。
「ダメですよ一生に開業したんですから、一緒にお披露目しないと。それにMephyはまだここに来たばかりですから。ですよね？おふたりとも」
「ちょっとまて！！Mephy！？おま、お前いまMephyって呼んだか！！？おいおいMephyどういうことだそう呼ぶのは私たち家族とAda……」
「Stooooop！！ストップLucy！それは些かお戯れが過ぎますわよ！！…ごほん！当たり前ですわ、Charlieのホテルの仲間ですもの」
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
