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「〜〜ッ！ご主人様追っかけて地獄まで来て、それでそのザマか！！？ハッ、笑えるぜ、悲劇のヒロイン気取りかビッチ！！」
「…あなたがいうなら、そうなのかもね」
Mephistoがどうしようもなく悲しそうに笑うから、Adamは次の暴言を吐こうとしていた口を思わず止めてしまった。
何を言えばいい、Adamは思考を巡らせる。こんなのは知らない、こんな気持ち知らない。
今まで誰を口汚く罵ろうとこちらが傷つくなんてこと、無かったはずなのに。
Mephistoの酷く傷ついたような顔に、Adamまで胸を痛めてしまった。
「チッ…張り合いねぇな…」
「…ねぇAdam、そろそろ帰る時間なんじゃない？」
Adamから目を逸らし、ニコリともすることなく膝を抱え直したMephistoは静かにそう言い放った。確かにその通りだった、そろそろAdamが“楽しみ”にしているエクスターミネーションが終わりを告げる。
今迄でいちばん大きな舌打ちをしたAdamはMephistoに背中を向け、エクソシストに撤退命令を出すため飛び立とうとする。
「…Adam」
「あぁ！？」
「わすれないでいてね、…わたくしは天国にいた頃からずっと。あなたを愛していたのよ」
「……ハッ、…そ、ッそんなの…そんなの！！！私だってそうに決まっているだろう！！このッ…！！クソ勘違い女ァ！！！！！Ah shit…！私から伝えるつもりだったのに！！」
「そう………え？」
「クソッ、クソクソクソ…！！来年だ！また来年待ってろよこのクソビッチ！！あばよ！！」
咄嗟に仮面を被ってしまった、仮面をしていなければ真っ赤になった耳を見られAdamは天使として終わっていただろう。バレていないかヒヤヒヤしながら後ろを振り返らないように飛び立つ。
対するMephistoは目を見開いて顔を真っ赤に染め、飛び立っていくAdamを見つめていた。
「ボス、随分ご機嫌ですね」
「あぁ、まぁな。」
「泣かせないでくださいね、Mephisto様のこと」
「…お前、どうしてMephyに肩入れする？そんなに慕う要素あるか？」
つーかボスの私にも様付けしないだろ。と痛いところを突くAdamを横目に、Luteはひとつ息を吐くと、小さく言った。
「生前からお世話になっていた、それだけです」
「へぇ〜、そうなんだ。…って、は？はぁ！！？おまっ、え！？天使になる前から！あの人に目かけられてたのか！？」
「えぇまぁ、可愛がっていただきまして」
「だからお前の名前が最初からリストに乗ってたのかおい…！！」
まさかの“生前から目をかけられていた”ライバル登場にAdamが周りの目も気にせず「
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
