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「わぁ！このホテルは…すごく…えっと、…えぇ、あぁ…すごく…個性的だね！」
「はぁ…」
「うわ！！おい！これは一体どういうことなんだ！？」
「少し改造したんですよ！少しばかり、色っぽくなったでしょう？」
Luciferのお世辞にもいいとは言えない褒めの言葉にMephistoは頭に手をやってため息をついた。
天国にいた頃はもう少しわざとらしさがなかったのに、とMephistoはSeraに叱られた日を脳裏に甦らせる。
しかしまぁそんな間に犬猿の仲となろう2人が出会ってしまうのだが
「君は？」
「Alastorです、お会いできて光栄です。事の他嬉しい、ついにお顔を拝見することが出来ました！実際は思ったより小さいんですねぇ」
Alastorと杖越しに握手をした瞬間から不機嫌そうに顔を歪めたLuciferは帽子を被り直し背格好を正した。対するAlastorもLuciferの杖に触れた手を胸元で拭っている。
小さいという言葉にMephistoもしばし目元を揺らすが無視だ、最初に出会った時己も言われたな、と思うだけ。決して気にしてはいない
「誰だ？こいつはベルボーイか？」
「ヒャハ！まさか、私はこのホテルの主です！私のラジオ放送をご存知でしょう？」
「ふん…知らん！いかにも時代遅れ！ハ・ズ・ビ・ンホテルだな！はは！」
「ナハ！名付け親は私です」
「ははは！賢くは無いんだな！！」
「ナハナハ！！お巫山戯を」
そう言い合った末にメンチを切り出した2人をCharlieがまぁまぁ、と、止めてハズビンホテルが火の海にならずに済んだ。
三人を見守るようにAngelの横に立っていたMephistoが呑気にウイスキーを飲み出したのを見てAngelがため息を着く
「いっつもあんな感じなわけ？」
「えぇまぁ。よく言えば好奇心旺盛で、悪く言えばガキなんだよ！何万年経ってもね」
つまり酒を飲み出したのは余裕からではなく諦めの境地に立ったせいだということである。
「みんな仲良くなって、感情や秘密や思い出を共有するの〜！これはね、Alastorのおかげ！彼がこんなに素敵にしてくれたのよ！」
ふと三人に意識を戻せばCharlieがLuciferの地雷をふむようなことを大声で言っている。Charlieに悪気は無い、しかしまぁAlastorに悪気しかないのが問題なのだ
「Charlieのビジョンは唯一無二なんです、その奇抜なリクエストを喜んで叶えます」
「まぁ…ありがとうAlastor」
「非っ常に素晴らしいお嬢さんですよ？私たちはみんな彼女を誇りに思います」
Charlieの肩を抱き寄せそう言ったAlastorを、Luciferが今にも噛みつかん目で睨んでいる
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
