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“エクスターミネーション”、その単語に覚えしかないMephistoはどこか罰の悪そうな顔をしてCharlieから目を逸らした。しかし必死なCharlieはそれに気づくことも無くそうよこれだ！と言った
「皆殺し？」
「違う！パパだったら天国と会議の場を作れる…！」
「それってもう…やらなかった？」
「えぇ、そうね…あのAdamはほんと、ろくでなし野郎よ。でも別に天国の代表じゃない、トップと話せばいい！！聞いてくれる天使も居るはず」
Charlieの口から出たAdamの名前、そしてその後に紡がれたろくでなし野郎の言葉。やはりそうだった、とMephistoはどこか気まずそうに口を噤んだ。それをHuskが横目に見つめ、ニヤニヤと笑っている。
「へぇ、前にあのプリンセスと会った天使はお前の愛人だったか」
「Husk、それは絶対、絶っ対Charlieに言わないでおくれよ」
Huskに目をやることも無くそう言ったMephistoは淡々とCharlieを見つめていた。分かってるわかってる、とでもいいたげにHuskは両手を上げて頷いた。
「…手が止まってる、親父と上手くいってないのか？」
「違う！あんまり、話したことないだけ…家でもMephyが面倒を見てたから…パパもMephyには砕けて話すのに。ママと別れたあと、私にはあんまり会いたがらなかった」
「私は上にいた頃からの顔見知りだからね、……Charlie、Luciferはあなたからの着信ひとつで飛んで喜ぶような人だ、安心して」
「で、でも電話もたまに来るけど用事がある時と暇な時だけ…」
Charlieの中のLuciferとMephistoの中のLuciferがあまりにも合致しないため、Mephistoはやるせなさを隠そうともせずにため息をついた。それもこれもCharlieと話すことを恐れて逃げ続けたLuciferが発端である。
「俺もそのデカxン様に会ってみたいな」
「究極の悪い子なんでしょ？ゾクゾクしちゃう……」
NiftyとAngelにまでそう言われてしまえば、CharlieがLuciferに電話を掛けない手は無かった。
意を決したようにCharlieがLuciferに電話をかける。
「……出ないわね」
「待て待てCharlie、どうせ突然のCharlieからの電話にもだもだしているだけだ。少し待ってやれ」
切ろうとしたCharlieをMephistoが必死に止める。CharlieはそんなMephistoを見て通話を切るボタンから手を離し、仕方がなさそうに虚しく響くコール音を聞いていた。
するとその時、ぷち、と電話に対応する音が聞こえる。
「やぁ、ビッチ！！」
「ぁー…パパ？」
電話越しに聞こえたその言葉にMephistoはバチン！と額に手をやって呆れたようにため息をついた。
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
