本当の理由 ページ8
兵団を決めた後、Aは呼び出された。
エルヴィン「A・Aは残ってくれ。それ以外は解散だ。」
突然の呼び出しに困惑する。何を言われるのか全く予想できない。
エルヴィン「リヴァイが呼んでいたぞ。」
「わ、わかりました」
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リ「おい、あれだけ調査兵団はやめとけって言ったはずだが、聞こえなかったのか？」
「聞こえてるよ、ほんとに入りたかったから、」
リ「上位10名に入ってただろ。今すぐ憲兵団に変えてこい。」
「やだ、私は調査兵団に入る」
リ「いつどうなるか分からないんだぞ。俺だっていつ死ぬか分からない。」
「そんなのこの世界にいたら何してても同じだよ。また壁が壊されたら調査兵団だって憲兵団だって駐屯兵団だって死ぬかもしれない。それだったら私は人類のために、守るために戦って死にたい。」
リ「Aにそんなに強い心があるとは思わないけどな。」
「、、」
リ「本当に人類の為か？」
「、え、、？」
リ「本当に人類のために調査兵団に入りたいって思ってるのか？」
「、本当に思ってるよ、」
リ「俺の目を見て言え」
「、、、」
リ「言えないのか？」
「違う、」
「本当の理由、」
リ「本当の理由はなんだ」
「リヴァイ兵長に、死んで欲しくない、、から、」
リ「、、！」
「リヴァイ兵長とか、ハンジさんとか、私のことを育ててくれた人を失いたくない。私はリヴァイ兵長達を家族だと思ってる。リヴァイ兵長達は思ってないかもしれないけど、私は家族だと思ってる大切な人をもう失いたくない。」
リ「、、俺だって思ってる」
リ「だから入って欲しくないと言っているんだ。」
「、、」
リ「A、お前こそ死ぬなよ。」
リ「俺の班に入れ。勝手に死なれても困るからな」
:
:
ハ「A〜！」
「ハンジさん！！」
ハ「久しぶりー！」
「お久しぶりです！！」
ハ「もう入る兵団は決まったの？」
「決まりました、！」
ハ「どこに入るの？」
「、、調査兵団です、」
ハ「、、！調査兵団、に入るの、？」
「はい、もう決めたんです、」
ハ「、そうか、Aが決めたんなら歓迎するよ。一緒に頑張ろうね！」
「はい、！」
リヴァイ兵長があんなこと思ってくれてただなんて知らなかった。少し嬉しかったけど、やっぱり言葉が胸に刺さる。リヴァイ兵長やハンジさん達に死んで欲しくない。これが本当の理由。人類を守るなんて壮大なことじゃない。大切な人を守る。ただそれだけの理由。
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Mm(プロフ) - ありがとうございます！そうやって言ってくださるおかげで更新するのが楽しくなるので嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (12月13日 7時) (
レス) id: 5724f63f31 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァプール - むっちゃ面白いです！更新楽しみに待ってます (12月12日 21時) (レス) @page4 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mm | 作成日時：2023年12月11日 20時
