別れ ページ1
「ジャンー！遊ぼー！」
ジ「おう！遊ぼうぜ！」
幼い頃から毎日遊んでるジャンとA。
この日もいつものように遊んでいると
母「A、あのね、引っ越すことになったの」
「え、？」
涙ながらに話すお母さん
母「お母さんとお父さんと違う場所で暮らさないといけないの」
「、、なんで、？」
母「ごめんね、」
私には状況が全く理解できなかった
お母さんとお父さんと違う場所で暮らすって何？
もう会えないの？
当時5歳だったAにとってこの話は辛すぎた。
ジ「じゃあ、Aともう遊べないってこと、なのか、？」
母「しばらくは遊べないかもね、」
ジ「そんなのやだよ」
「わたしもやだ、」
母「ごめんね、しょうがないの、」
ジャンとも遊べない。お母さんもお父さんも。
なんで？どうして？
お母さんとお父さんはどこに行っちゃうの？
そんなのやだよ、
母「お母さんとお父さんはね、、お仕事に行ってくるから、お仕事が終わるまで待っててね」
「わかった、」
ジ「おい、おばさん、！ほんとに仕事なのかよ！仕事なんだったらわざわざ引っ越さなくてもいいんじゃないのか！」
母「ジャン、分かるでしょ？」
ジ「、、、、おばさん、本当なのか、、？」
母「ジャン、このことは次Aに会った時に話してちょうだい」
ジ「、、、」
「ねぇ2人とも何話してるの？わたしにも話して、」
母「この話はジャンとまた会えた時ジャンが話してくれるわ。それまで楽しみにしといてね。もう行かなきゃ行けないから、、。」
ジ「、、もう行くのかよ、、」
そうこう話している内に馬車がこちらに近づいてくる
馬車の中にはお父さんと男の人が2人乗っている
男「おい、時間だ」
母「またね、」
母「Aにも3日後お迎えが来るわ。それまでジャンの家で過ごしててね。いい子にしてるのよ、、」
父「A、強く生きるんだぞ。決して挫けるな。その髪飾りはいつか使う時が来る。その時まで、」
男「出発だ」
父「じゃあ、またな。A」
「、、やだ、、、やだ、やだ、、行かないで、、！！」
初めてお母さんとお父さんが泣いてるところを見た
私は涙を流すことしか出来なかった。
両親は壁外へ連れて行かれた。その後の予想はつくだろう。
-3日後-
ジ「絶対会おうな」
「うん、絶対」
ジ「元気でな」
「ジャンもね」
この会話を最後に私も馬車に乗りシガンシナ区へと引っ越した。
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Mm(プロフ) - ありがとうございます！そうやって言ってくださるおかげで更新するのが楽しくなるので嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (12月13日 7時) (
レス) id: 5724f63f31 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァプール - むっちゃ面白いです！更新楽しみに待ってます (12月12日 21時) (レス) @page4 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mm | 作成日時：2023年12月11日 20時
