【文スト】歩道橋から足を滑らせただけですが？？

巻き込まれただけなのに ページ6

国木田「おい！太宰！」



一応…一件落着…？
それにしても太宰さんの生人間失格凄かったな。
私もああいう感じになるのかな？？



国木田「何だ此のメモは！！」


『十五番街に虎が出る…周囲を固めろ…？
……バッチリ要点が抜けてますね』


国木田「お陰で非番の奴まで駆り出す始末だ後で皆に酒でも奢れ」



後ろから三人歩いてくる
わぁ…こんな感じなんだ…！！



「なんだい…怪我人は無しかい…詰まんないねェ」
与謝野晶子 能力_君死給勿


「中々出来る様になったじゃないか太宰
ま、僕には遠く及ばないけどね」


江戸川乱歩 能力_超推理_


「でもこの人どうするんです？
自覚は無かった訳でしょ？？」


宮沢賢治 能力_雨ニモマケズ_


「どうする？太宰一応区の指定災害猛獣だぞ」


国木田独歩 能力_独歩吟客_



「実はもう決めてある」


太宰治 能力_人間失格_



太宰「二人共うちの社員にする」


『えっ…私もですか…？？』


国木田「はぁぁ？？？」



はぁ…楽しそうだけど…疲れそう。



江戸川「ねぇ君」


『…はい…？』


江戸川「君はどうするの？」


『入るかどうか…ですか？』


江戸川「そう」


『私は…彼と同じく住む場所も食べ物もない
…もし皆様が良ければ入れて下さい』


太宰「なら決まりだね」



若しかしたら何か分かるかもしれないし！
そう思い私は武装探偵社に入る事にした
でも住む場所どうしよう…



江戸川「社員寮が二部屋空いてる」


『なんでわかっ…！』



名探偵だからですよね、知ってます。



江戸川「名探偵だからね！」


宮沢「お姉さんお名前は？？」


『あ…風鳴Aです…、』


太宰「良い名前だよねぇ…」



ｷﾞｭｯとまた手を握られる



国木田「よさんか！！」



うわ…思いっきり叩かれてる…痛そう…。



太宰「Aちゃんは私の家に来るといい」



うわ何事も無かったかのように…って



『え…？』


太宰「誘拐されて何も知らないのだろう？」


『其れは…そうですけど…、』



待って待って…この展開は色々やばいのでは？？
ってあ…猫ちゃん。



みゃお？(人がいっぱいいる…)


『此処、貴方の場所？』



先刻読んだメモ帳には動物の言葉が分かるって
書いてあったけど…本当だ。



みゃお(貴方綺麗だね！)


『んふふ有難う』



やべ変な目で見られてる…。

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