Sixteen−胸の内− ページ17
「太宰さん」
そう声を掛けたのは敦君だった
「なんだい、敦君」
中島「Aさんは……ナイトメアなんですか」
「あの場所にいたという事はそうだろうね」
中島「そんな…!!」
「でも私は諦めていないよ」
中島「何を…ですか…?」
「彼女を武装探偵社に入れることさ」
99%駄目でもあと一つの手立てがある筈だ
彼はそう思っているのだろう。
中島「あの方は優しい人です」
だからナイトメアなんて信じられません
そう言葉にした敦の顔は悲しげである
「信じられないのは私もだよ
でもこの世界はそういう世界だからね」
私だって信じたく無かったさ
だけどあの人は紛れもないナイトメアで
きっと光を知らない
ならどうするかなんて決まってる
私達が教えてあげるんだ。光の世界を。
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suno - 神ですか? (2020年3月30日 14時) (レス) id: d57e330a5c (このIDを非表示/違反報告)
エース(プロフ) - この作品凄く面白いです!続き待ってます! (2020年2月28日 22時) (レス) id: b42abade94 (このIDを非表示/違反報告)
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