第5話 ページ6
今日は休日。ちなみに今日は予定があるので名残惜しいが家から出る日だ。
「一兄!!今日は出かけてくるね?」
「友達か?いいぞ、いってこい」
「うん!」
友達ではない。三郎とずっと一緒にいるから友達なんていないし
今日はある人に会いに行くのだ。
電車に乗って横浜にいく。
一兄とは犬猿の仲だよなぁ…あの人、まぁ取り引きの相手にはちょうどいいんだよね…あそこのうさぎさんが…
「あ"?Aじゃねーか、ここでなにしてる」
「左馬刻さん、ちょうどよかった銃兎さん知らない?」
「あぁー…さっき公園のほうに行くっていってたな…」
「ふーん…ありがと」
不機嫌そうな顔。いっつも不機嫌そうな顔して歩いているヤクザ、左馬刻さん
喧嘩ふっかけたりラップバトルしかけたりのイメージが多いけど私には別にそんなことしない
この人とはある出来事で知り合った、うさぎさんや理鶯さんともその時知り合ったんだよな…
「おい、あいつのためなのはわかったがあんま無理すんじゃねーぞ」
「……左馬刻さんって意外と優しいよね」
「ぁあ"?!んだとテメー!!」
「あー時間ないや、じゃーね左馬刻さん」
「おい!?待てお前!!!」
とりあえずめんどくさそうだったので逃げた。
銃兎さんは公園のほうって言ってたよね…
銃兎さんは警察官だが取り引きのの相手にはちょうどいい。実は私はハッキングを趣味としている。一兄のパソコンにどうやったら入れるか試行錯誤を繰り返した結果、他の人のパソコンにも入れるようになった。
最近の人ってパスワードとか適当に設定しがちなんだよね…私の学校には警察官の息子がいる、そいつのパソコンから情報を抜き出しさらにその警察官のパソコンに侵入する、
要するに私はその情報を取り引きの材料として
銃兎さんと取り引きをしている。
「銃兎さーん」
「…A、どうした?」
煙草を吸っている銃兎さんがいた。私は銃兎さんの赤い手袋が好きだ。
「取り引きにきました」
「あぁ…場所を変えよう」
場所を変えてくる場所は基本理鶯さんのキャンプ地だ。理鶯さん以外人がいない。もぬけの殻だ。
「で?今回は何を提出してくれるんだ」
「はい、これ銃兎さんがこの前嫌いと言ってた上司のですよ」
そう言ってUSBメモリを渡す。中には情報が盛りだくさんだ。
「まぁ、いいだろう。要件はなんだ」
「最近一兄のもとにきた女共の情報がほしくて」
そう言って資料を渡す、パソコンに入るにもこいつらの情報は必要なのだ。
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Lis(プロフ) - swmiyaさん» ありがとございます!頑張ります! (2018年11月8日 22時) (レス) id: b2944d25b6 (このIDを非表示/違反報告)
swmiya(プロフ) - めっちゃ好きな内容です!もし、続編あったら楽しみに待ってます!これからも、頑張って下さい!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 2400e46195 (このIDを非表示/違反報告)
Lis(プロフ) - Sakiさん» ありがとうございます! (2018年10月26日 17時) (レス) id: b2944d25b6 (このIDを非表示/違反報告)
Saki(プロフ) - 最高です!めっちゃ続きみたいです!いち兄のヤンデレみたいです! 応援してます頑張ってください! (2018年10月22日 20時) (レス) id: 0778e26687 (このIDを非表示/違反報告)
Lis(プロフ) - 雪兎さん» 内容としては肩慣らしに書いたものなので完結にしようと思っていたのですが、続きが見たい方がいらっしゃるならもうしばらく続けようかなと思います。 (2018年9月25日 17時) (レス) id: b2944d25b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lis | 作成日時:2018年9月4日 0時