53話「私と黒服。」 ページ10
Aside
私は女性の下着を脱ぐと云うファッションショーを見ていたら、案の定敵？に捕まってしまった。しかも捕まえる時に汚い雑巾みたいに持っていたことに傷ついた。
あの女性も私を捕まえる為の任務だったと云うことなのか？何故に私の弱点を知ってる？
___今、私は車の中にいます。そして未だに鼻血はとまっていない
「あのぉ。すいません？誰か私の鼻血をとめて？」
そう云うと車の中にいる両隣に居るガタイの良い黒服の男がチッと舌打ちをし、私の鼻に丸めたティッシュを突っ込む。いてぇ
「何処に向かってるんですか？」
『喋るな』
「お、おぅ」
見事に私の話を聞いてくれない。其れがかっこいいとおもってんの？全然かっこよくないからな。だから友達出来ないんだよ
もう何なんだよ。両隣の男は怖いし、私の話は聞いてくれないし。いっそのこと逃げてしまおうか__
チラッと隣の男を見ると、その男もこっちを見た
目が合う前に顔を前に向けた
「うわぁ、これは無理だ。私が殴る前に先にナックルパンチくらう。」
いつの間にか声に出てた
『喋るな』
「……。」
何なんだよ。前の奴は「喋るな」しか云わねぇし。ごめんねぇ。「喋るな」しか云えない奴だったのかな？大丈夫。お前の台詞は「喋るな」一択だから
___さっきまでお昼ぐらいだったのに、もう暗い。車の外の人は忙しく歩いていた
外を見ていたら急に視界が暗くなった。目隠しされた。何プレイだコレ
視界が暗くなったら眠っちゃうタイプである私はこんな空気で眠ってしまった
_____
_______
___________
『おい。見ろよ、此奴眠ってるぞ。馬鹿な奴だな』
『首領から連れて来いの命令だ。手を出すなよ』
『まぁ、可愛い顔してるけど、行動と顔は一致しねぇよ。てか手なんか出さねぇよ、こんな奴。
____胸ないし』
『ははっ。それもそうだな』
寝てる間に貶されずに済んだAだった
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のりばやし(プロフ) - 麗威さん» マジですか！こんな底辺の作品にコメントいただきありがとうございます！嬉しいです！ (2019年3月3日 0時) (
レス) id: 450ab9bd17 (このIDを非表示/違反報告)
麗威(プロフ) - 夢主の性格が面白くて、どんどん読み進められました！更新楽しみにしてます！ (2019年3月2日 23時) (レス) id: ad644a3a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のりばやし | 作成日時：2018年3月31日 10時
