75話「私と怪我。」 ページ32
Aside
敦「同棲なんて聞いてませんよ!」
敦が息を切らして探偵社に入ってきた。敦の大きな声に私はびっくりして起きてしまった
いつの間に寝てしまったのだろうか。あ、この毛布与謝野先生の匂いがする…
太「部屋がたりなくてねぇ。それに新入り二人には家賃折半が財布に優しい__」
敦「しかし…」
「何、敦。誰と性的関係だって?」
敦「せ、性的ッ!?」
なに恥ずかしがってんだ?
太「鏡花ちゃんとだよ」
其れを聞いた瞬間、私は鏡花ちゃんの目の前に行き
「私の家はどう?どうか私のハーレムに!!」
鏡「…A」
国「やめんか!!」
国木田君は私の襟首を掴み、鏡花ちゃんからとうざける。敦が鏡花ちゃんに大丈夫?、て聞いてる。だから!私そんな危ない奴じゃないって!
まぁ、敦の家でもいいけどさァ。私はどう?
……あ、待てよ。私の家は無理だ。(奴が隣に住んでるかもしれないから)
でも鏡花ちゃんの性格から私を奴から守ってくれそう。…いや駄目だ!私がびびって鏡花ちゃんに引かれたりしたらどうする!(もう既に遅し)
「ちょっと、国木田君!何時まで引きずって……」
さっさと離して貰おうと思って国木田君の方を見ると国木田君は私を見て停止していた
「何?どうした…」
国「…A、お前」
なんだ何だと探偵社一同が私の周りに集まり出した。国木田君からの愛の告白かにゃあ
「そんなぁ私は罪な女__」
私の言葉を遮り国木田君は私に問いた
国「お前、怪我してないか?」
包帯が見え隠れしているのだが、と云う国木田君
やべっバレた!
私の周りに一同が集まってたせいか、全員に聞こえる声で云っていた
「何何?怪我なんてしてないけどぉ!万が一してたとしても…いや怪我なんてしてません!」
自分でも分かる位、目を泳がせていた。挙動不審でいた私の腕を国木田君はぎゅっと掴んだ
「う"ぎゃ!」
掴んだだけで血が滲み、国木田君の手に私の血が付いた。国木田君は自分の手に付いた私の血と私の顔を交互に見ながら顔を青くしていた
国「よ、よ、与謝野先生!」
「く、国木__」
与「諦めな、A。これが運命だよ」
「そんな運命いらないぃぃぃ」
じりじりと迫られ捕まえられた
目を光らせ即座に私を治療室へと運び込もうとする
「ノォォォォォォオォオンン!!」
そう云いながら与謝野先生は私を部屋へと運んだ
_____暫くしてAの悲鳴が探偵社中に響いた
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のりばやし(プロフ) - 麗威さん» マジですか!こんな底辺の作品にコメントいただきありがとうございます!嬉しいです! (2019年3月3日 0時) (レス) id: 450ab9bd17 (このIDを非表示/違反報告)
麗威(プロフ) - 夢主の性格が面白くて、どんどん読み進められました!更新楽しみにしてます! (2019年3月2日 23時) (レス) id: ad644a3a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のりばやし | 作成日時:2018年3月31日 10時