第七十五話 ページ27
柏『…チッ、痛い目見ねぇと話さないってか。いいぜ、拳銃の一発や二発怖くねぇよ。大体胸ぐら掴まれてて狙えるのか？』
男「いや、これはお前を撃つためじゃないさ」
男は扉近くの壁にあったスイッチに銃弾を撃ち込んだ
スイッチが破壊された途端に店のなかでベルの音が鳴り響いて
そしたらぞろぞろとスーツ姿の男たちが集まってきた
柏『いいぜ、軽く捻ってやるよ。おっさんとも遊んでやるから少しそこで大人しく寝てな』
オレは胸ぐらを掴んでいた手を離し、素早く男の腹に一撃をお見舞いした
男は持っていた銃を床に落として腹を抱えて跪く
柏「おい、そこの女2人…逃げようとしたらあんたらも殴るからジッとしてろよ」
立派な長椅子に座り込みすっかり怯えていた女たちに忠告しといた
――コイツらも何か知ってるかも知れねぇからな
柏『そんじゃあ、かかってこいよ。遊んでやるからさ』
警備員かなんかしらねぇが、手応えがないヤツらだな
1人、また1人その場に倒れ込んでいく
腹パンだけで倒れられるのはつまらねぇな…歯応えってのがない
10分も経たない間に、残り1人となった
スーツの男「な、なんなんだ…女のガキの力じゃない…まるで俺たちと同じくらいの男を相手してるようだ」
柏『女のガキで悪かったなぁ、ってお前…よく見たらファミレスにいたヤツじゃねぇか！離れたところからオレらを見てたし、なら母さんの場所知ってるな。話せ』
オレは1人の男に近づいて壁に追いやり、男の顔の真横に拳を叩きつけた
スーツの男「Σひぃ…お、お前の母親なんて知らない！ただ命令されてお前を監視して隙をついて連れ去るように言われただけだ！」
柏『へぇ…連れ去る、ね…よし、もういいから黙れ』
顔面を一発殴りつけて相手は大人しくなった
床には男たちがゴロゴロと転がった状態で足の踏み場もなく歩きにくい
柏『なんだ…もういないのか？つまんねぇな…起きろ、全員片付けちまったからさっさと母さんの居場所話しやがれ』
オレは跪いたままの男を無理やり立たせてさっき男が持っていた拳銃を突きつけた
男「わ、わかった…話すから銃を下ろしてくれ」
柏『断る、話してからだ』
オレはそのまま銃を突きつけて男を睨む
柏『オレたちの母さんはどこだ？返答次第ではお前の命はないと思え』
男「べ、米花町の南野マンション1403号室だ。お前の母親はそこにいる！は、話したから早く銃を下せ」
柏『そうか、じゃあな―――』
？「やめるんだ！」
突きつけた銃の引き金を引こうとしたタイミングで聞き覚えのある声がしたので指を離した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜月 - 分かりました！続きが楽しみです！ (3月12日 23時) (
レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» ご期待にお応えできるか不安ではありますがコナンくんはびびらされても懲りずにしつこい仕様でいこうと思っているので今後の展開をお楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。 (3月12日 19時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - よかったぁ！またコナンをびびらせてみてください。あんま、しつこすぎると蘭があぶないぞ的な感じで(笑) (3月12日 19時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» コメントしていただきありがとうございます！断る方針で進めています(汗)またコメントしてくださり嬉しいです！引き続き投稿頑張ります！因みに、コナンくんのしつこさに関しては投稿主の独自解釈の影響なので本編の彼よりもキャラ崩壊なのはご了承くださいませ！ (3月12日 18時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - コナンしつこいですねぇ(笑)断る方針がいいです！キレていいと思います！ (3月12日 17時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クラウ・ソラス | 作成日時：2024年1月27日 0時
