未完成のPiece3【アイナナ】 (ページ10)

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いつも通りの流れで個室に通され、
りんごジュースを頼んでもらった

案の定飲み物はすぐに届き、乾杯をした
そういえばついでにやって欲しい事があったんだった…

『ねぇ、モモ。ユキでもいいけど』

「僕でもって何」

『まぁまぁ、あのさラビッターやりたいんだけど…手伝って』

「ほんとに！？Aついにラビッターやるの！？」

『うん、事務所から許可も降りたし。やってみようと思って』

そうしてモモにラビッターを登録してもらった
つぶやき、リツイート…専門用語が多くて困っている

「で、最後にアイコン設定するんだけど何かいい写真ある？」

もうご存知だと思うけどイマドキの高校生とはかけ離れた生活をしているため、
自撮りなんて滅多にしない
なんなら写真も全然撮らない

『宣伝写真じゃだめ…？』

「だーめ、A高校生でしょ？自撮りとかないの？」

「この子がそんなことする子だと思う？」

「…思わない」

『失礼ね、まぁ自撮りとかないけど。
じゃあテキトーに今撮ってよ』

「え、今！？」

『はやくー！』

無理やりモモに写真を撮らせ、何とかアイコン？が設定できた

『ねぇ、ここからつぶやくんだっけ？』

「そうそう、何つぶやくの？」

『内緒、ユキと遊んでて』

『これでいいかな…？送信、と…できた！』

「え、なにこれ！？いつ撮ったの？」

『内緒ー、ご飯食べよっ』

＿＿＿＿＿エピソード13 ラビッター

おまけ
A @____
今日は突然の2時間スペシャルありがとうございました！
ラビッター始めました。Aです。
無事に番組が終わったので大好きな後輩と打ち上げです。
(モモがほとんど設定してくれたの、感謝！)
写真は大分前の打ち上げ。