今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:4,385 hit
小|中|大
2.「いつも」 ページ2
-F-
カラン、と、ドアが開く音がした。
そしてそれと同時に
「ねえ、いつもの作ってよー。アタシが飲んでるやつ!」
と、もう既に出来上がっているであろう20代後半くらいの
派手な髪色をした女性が席に着いた。
少し大人しそうな女性が彼女の後ろを着いて歩く。
「すみません…いつも。私も注文いいですか?」と
謙虚な姿勢でメニューを指さす。
こんなのは見なれたものだった。
いつもの会話。そして、いつもの風景。
いつものメンバー。
名前も知らない誰かと、だけど、いつものメンバーと
いつもと同じ夜を過ごすはずだった。
一通り落ち着いたところで
またドアが開く音がした。
入ってきたのは30代前半…否、もっと若いだろうか。
俺より年上にはとても見えないが、
見慣れない男が入ってきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
93人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星來 | 作成日時:2022年7月19日 21時