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2.「いつも」 ページ2

-F-


カラン、と、ドアが開く音がした。


そしてそれと同時に

「ねえ、いつもの作ってよー。アタシが飲んでるやつ!」

と、もう既に出来上がっているであろう20代後半くらいの

派手な髪色をした女性が席に着いた。

少し大人しそうな女性が彼女の後ろを着いて歩く。

「すみません…いつも。私も注文いいですか?」と

謙虚な姿勢でメニューを指さす。



こんなのは見なれたものだった。

いつもの会話。そして、いつもの風景。

いつものメンバー。


名前も知らない誰かと、だけど、いつものメンバーと

いつもと同じ夜を過ごすはずだった。



一通り落ち着いたところで

またドアが開く音がした。

入ってきたのは30代前半…否、もっと若いだろうか。

俺より年上にはとても見えないが、

見慣れない男が入ってきた。

3.はじめまして→←1.君に会えたから



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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷太輔 , 藤北   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:星來 | 作成日時:2022年7月19日 21時

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