クリーパー ページ16
zm side
俺は今、爆発しそうだ。
親戚にクリーパーをもつとこうなる((
まさか、こんなにも早くあの人に再開できるなんて。
しかも話した！なんなら触った！！((
ダンス、踊る約束やってしたし………やばいわ。
俺もう今日が命日かもしれん…
性別、女やったんやな…
あの赤毛、地毛なんかな…
ドレス…むっちゃかわえかったなぁ……！！
一瞬にして俺の脳内はあの人でいっぱいになった。
とはいえ任務中なので真顔で頑張っているが、心の中ではもういろいろと爆発してる((
煮えたぎる本性を抑え込み、ターゲット探しに没頭した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
me side
ターゲットの後をつける。
今は椅子に座って、シャンパンを飲んでいるようだ。
私もシャンパンを手に近づく。
『あの…隣、よろしいですか？』
「ああ、どうぞ。」
そう言ったこの人は、ロスガー国の国王側近の一人。レオナルド。
騎士長を定年で引退し、今は戦争での経験をもとに参謀官を務めている。
警戒心は強いが一度解いてしまえばこちらのもの。
『人が多い場所は不慣れなもので……
よければ、このあとのダンスタイム、ご一緒していただけませんか？
相手がいなくて。』
髪を耳にかけ、ふわりと愛嬌のある笑みを見せる。
R「ああ。私で良ければ。」
手をとり、音楽に合わせて踊る。
パーソナルスペースに深く侵入すれば、比較的早く警戒心は解ける。
さらに会話を途絶さなければもう勝ち。
踊り終わる頃には、警戒心は解けていた。
そこからさらに。
『あなたって、とても面白い方なんですね。よかったらもう少しお話しません？
お酒でも飲みながら……ね？』
そう言えば快く承諾してくれる。
強いお酒に自白剤を少し混ぜて飲ませれば、あとは聞きたいことを聞けばいい。
すると小一時間ほどで充分な情報は得られた。
最後に睡眠薬を混ぜたお酒を飲ませて終わり。
その場を離れ、依頼主のところへ行く。
『戻りましたぁ〜。何も問題はございませんでしたか。』
D「ああ。そっちは。」
『ふふっ、ばっちりですよ。あ、１つ野暮用を済ませてくるので、
もうしばらく、国際パーティーをお楽しみください。』
そう言って私は、先程のウェイターを探した。
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炉兎 - くっそ、目次のドヤ顔が、まだ読んでもないのにムカつく…（訳：今から読ませていただきます！めっちゃ楽しみです。） (2021年1月16日 13時) (
レス) id: 238e6ce346 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - めっちゃ…えぇ？hit数すご…ありがとうございます！ (2019年12月24日 10時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - だめ女さん» うおぉぉぉ、ありがとうございます！嬉しいので1話更新しまs(((ﾁｮﾛｽｷﾞｨ (2019年11月26日 14時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
だめ女(プロフ) - イデア(作者)さん» いえいえ！ これからも更新頑張ってください。応援してます。 (2019年11月26日 9時) (レス) id: f83ae998d1 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - だめ女さん» これでまた僕の小説のクオリティが上がりました笑 ありがとうございます！ (2019年11月25日 20時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2019年9月2日 20時
