運命 ページ15
me side
私は今、パステルイエローのアフタヌーンドレスを身にまとい、
ジョンソン家の馬車に乗っている。
ドレスやアクセサリー、メイク、ヘアセットは全てジョンソン家のメイドさんがしてくれた。
会場に着き、中へと通される。
中は言わずとも大勢の人で賑わっていて
ざっと100人は入っているだろうか。
ここにいる人みんな、名のある家の貴族や、王族、軍関係者など、
身分の高い人達ばかりである。
しばらくして、主催者からの挨拶があった。
『ご主人、では仕事に参りますね。何かあれば言ってください。』
支給品のインカムを指して言う。
合意の意味でうなずくご主人と奥様。
私は、とりあえずぐるっと会場を回ることにした。
ところどころ人だかりができているところは、まぁ、察する。
さて、下調べによって、ロスガー国の主要人物の顔は割れている。
そろそろダンスタイムに入ってしまう。
その前になんとか見つけたい。
視線を巡らせていると、誰かにぶつかってしまったようだ。
『わ、』
「っと…すんませ……」
『いえ、こちらこそ。前を見ていなかったもので…大丈夫ですか？』
ぶつかったのは、ウェイターのようだった。
あれ…なんかこの人…
どっかであった気がするような…？
まぁ、数受けた依頼の中でいたんかな。
それより今は仕事に集中しないと。
その場を離れようとしたところで、腕を引かれた。
引いたのは、ウェイターだった。
『え、な、なんですか？』
「ぁ…いや、えっと……ぃ、一曲だけでいいんで、踊ってもらえませんか…」
頬をほんのり赤くしたウェイターは、そう呟いた。
そこで、ウェイターの後ろにターゲットを発見する。
申し訳ないが、仕事は最優先事項だ。
『ごめんなさい、もう1曲目の相手は決まっているんです。
用事を済ませたら私からお誘いしますので、それまで待っててもらえませんか。』
「は、はい…！待ちます…」
ウェイターから離れ、ターゲットに接触を図った。
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炉兎 - くっそ、目次のドヤ顔が、まだ読んでもないのにムカつく…（訳：今から読ませていただきます！めっちゃ楽しみです。） (2021年1月16日 13時) (
レス) id: 238e6ce346 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - めっちゃ…えぇ？hit数すご…ありがとうございます！ (2019年12月24日 10時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - だめ女さん» うおぉぉぉ、ありがとうございます！嬉しいので1話更新しまs(((ﾁｮﾛｽｷﾞｨ (2019年11月26日 14時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
だめ女(プロフ) - イデア(作者)さん» いえいえ！ これからも更新頑張ってください。応援してます。 (2019年11月26日 9時) (レス) id: f83ae998d1 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - だめ女さん» これでまた僕の小説のクオリティが上がりました笑 ありがとうございます！ (2019年11月25日 20時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2019年9月2日 20時
