【164】 ページ37
紗月「つ、つーかよ、お前…兄貴といつからの知り合いなんだよ。前にCLUBにいた時からずっと仲良さそうだったけど」
『……あの人が21くらいだったから…7年前位かな？』
紗月「えっ、そんなに」
『まぁ、色々あったからね。先代ともであったことあるよ』
紗月「親父に？」
『先代殿が私を気に入ってくれてね……あっ、勿論変な意味じゃないぞ。仕事するっていう意味だ』
紗月「あ？変な事って？」
何の事だよ、と首をかしげる紗月を見て、『ピュアボーイだな』と吐き、なんでもないと手を振る。キョトンとした紗月をほおって、その話の続きを話し出す。
『先代を通して依織さんにあった。当時は子供過ぎたから半分以上からかわれて過ごしたけど……て、それは今も変わらないか』
紗月「そ、そのよ…あ、兄貴の…か、彼女『違う』早っ！？」
紗月の言葉を遮り、即座に言い放つ。
『あの人と私の関係は、恋愛とかそういうじゃないんだよ。まぁ、家族とか友達とかでもない………ただの、子供と大人だよ』
紗月「子供と、大人？」
『……それに、私には抜け出せない溝がある』
そう言いながら、コードを触るA。
それを見た紗月は、ジッとAの背を見つめる。
『さっきの君らの言葉、嬉しかったけど…あんまり、私みたいな奴にはハマらない方が良い』
紗月「あ？」
『抜けられない沼にはまるのは嫌だろ？それに、巻き添えをくらって痛い目にあう可能性があるのは…君たちなわけ。だから恩義とか感じる必要は…』
紗月「ふざけんなっ！」
Aの言葉を遮り、紗月は吠える。
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らむね - 善さんはなにを知っているんだろう...。続き楽しみです！ (2021年10月20日 16時) (
レス) @page49 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ありがとうございます！拙い文字力ではありますが、楽しんでもらう様に続き頑張ります！ (2021年10月3日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - いえいえ！オリジナル要素たくさんで逆に面白いです！毎回わくわくしながらみてますよ！なので問題なしです！！ (2021年10月3日 15時) (レス) @page32 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» ご期待に添えられるように、頑張って考えて書きます！でも、オリジナル要素多すぎなので置いてきぼり展開になったらごめんなさい_(._.)_ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - コードの事ばれちゃった…どんな展開になるのか楽しみです！ (2021年10月1日 15時) (レス) @page29 id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テルミヤコウジ | 作成日時：2021年9月14日 20時
