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NO SIDE
_「ぃ…〜し…おーい、もしもし?ボスですかい?あっしでやんす、例の物、取り寄せましたぜぇ〜」
『…‥っ、ぉ…もぃ』
重さと耳元で聞こえるやかましい声を煩わしく感じたAはそっと目を開ける。
その目の前にリュウの顔がドアップで映り込んでいた。
『っ!?』
叫びはしなかったが、口をあんぐり開けて固まるA。
が、そんなAにお構いなしに「あっ、起きた☆」とニヒヒと笑みを浮かべるリュウ。
リュウ「おきた〜おした?お寿司!?おはよーサウジアラビア、ぜっこうちょー!」
『…‥…‥‥おはよう、えっと…』
リュウ「リュウ君はリュウ君だよ〜!君は何だっけ…?あかね?葵?さつき?しまりん!?」
『一つもあってない…Aだ、月夢A』
リュウ「あー、そうそう!ゲッティーだ!」
『げ、げってぃー?……てか、退いてくれ』
リュウ「え〜リュウ君、今からゲッティーの引っ付き虫になるからだーめー!食べちゃうぞー!」
『重い…死ぬ』
しゃがれ声で退く様に懇願すると、ドンッと扉が乱暴に…というか蹴り開かれた。
神林「リュウ!!!!怪我人相手に何してんだ!悪化するだろうが!!!」
リュウ「はっ!?悪の宿敵マスター登場!今こそ出番だ、ゲッティー!君の力を見せてくれ!カッキーン、シャッキーン!バババッ!」
『…乗られてる状態でどうしろと……というか、力見せる前にくたばる…っぅ』
四季「リュ、リュウ君、駄目だよ!ほら、おりて!」
四季と神林により救出されるA。
ふぅと安堵の息を吐きながら、ゆっくりと体を起こそうとする。
しかし、その前に「まだ寝てろ」と神林によってベッドに倒された。
神林「本調子じゃねぇんだから、寝てろ。粥持ってきてやるから」
『いや、流石にそこまでは…っ』
神林「まだ熱ぃな……体温計あるから図ってみろ」
何も無かったら帰って良いからと言われ、渋々体温計で体温を測る。
ピピッと音が鳴り、自分で見る前に神林にかっさらわれた。
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テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» せ、宣伝下さりありがとうございます!お友達BAE推しなんですね!もしこちらに赴く機会があればぜひとも仲良くしたいです!(笑) (2021年9月13日 19時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - アレン推しなんですね!私の友達にもBAE推しの子がいて仲良くなれそうですねwwwもちろんその子にもこの小説おすすめしましたよ! (2021年9月13日 16時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» 椿さん、出したかったんです!情報全然ないからキャラクターつかめてるか分からないですけど…。コズメズ好きなんですね!私はアレン推しです! (2021年9月10日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 椿さんがでてくるとは....。椿さん結構好きなので嬉しいです!でも推しは那由汰&珂波汰ですw (2021年9月10日 21時) (レス) id: 663a3c4de7 (このIDを非表示/違反報告)
テルミヤコウジ(プロフ) - らむねさん» らむね様!本当に何度もコメント下さりありがとうございます。夢主さんのイメージを気に入ってくださり、光栄です!今後とも頑張っていきますので、よろしくお願いします! (2021年9月5日 20時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テルミヤコウジ | 作成日時:2021年8月17日 23時