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ASIDE
どうしてこうなった
アレン「……なぁ、聞いてる?」
『あー、きいてる、きいてる(棒)』
目の前で意気揚々とHIP HOPについて語っている馬鹿、朱雀野アレン。
なんで、こうなったんだ?
仕事終わって、ちょーっと休憩しようとテラス席があるカフェでのんびりと珈琲飲んでたところにコイツがいきなり割り込んで……あぁ、ダメだ考えると、頭痛くなる。
『お前さ、何してんの?』
アレン「え?何って、お前と話してんだよ」
『そうじゃなくて…。約束も何もしてないのにいきなり目の前に座ってHIP HOPについて語って、何してんのって聞いてんの』
アレン「その通りじゃねぇの?」
『常識ないよな、お前って』
アレン「だって、お前の事務所に電話しても出てくれねぇんだから」
当たり前だろ、面倒くさいのに。
やっぱり名刺渡すんじゃなかった。
『仕事で忙しいんだよ』
アレン「じゃあ、なんでここで休憩してんだよ」
『休憩位させろし』
アレン「今暇って事だろ?だったらいいじゃん!」
『お前さ、脳みそない訳?』
こんなバカがリーダーとは…BAEの2人が哀れになっていく。
いや、どっちもいい性格しているから、半々って所か?
『大体、なんで私と話をしたいの?HIP HOPについてなら、チーム2人としろよ』
アレン「…おれ、白熱し過ぎると周りが見えなくなるんだ」
『あぁ、そんな感じがする』
アレン「あ、あのなぁ…」
『それでウザがられてるのね。お前その様子じゃ、2人以外に親しい奴とかいないんだろ』
私の言葉が図星なのか、うっと言葉を詰まらせている。
そりゃ、普段冷めた顔しているヤツがいきなりオタク度全開で話しかけてきたら怖いわ。
決してその心を馬鹿にしているわけではないが…ギャップがなぁ。
『………てか、なんでHIP HOP?』
アレン「何でって好きだからだよ」
『クラッシックはいいのか』
私の言葉に目を見開いて「なんで」と驚いている。
私はスマホで検索をかけ、ある画像を朱雀野の方に向けた。
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テルミヤコウジ(プロフ) - KARAKARA666_さん» ありがとうございます!これからも更新続けていきますので、よろしくお願いします! (2022年1月9日 9時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
KARAKARA666_(プロフ) - 素敵な作品を作ってくださりありがとうございます。これからも楽しみにしています (2022年1月8日 2時) (レス) id: c4cee0671b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テルミヤコウジ | 作成日時:2021年7月17日 23時