【13】__BAE SIDE ページ15
アレン「ここが…CLUB paradox!!」
アン「アレン、元気だねー」
夏準「まぁ、ここに入るの初めてですからね」
アレン「っ〜!!膝が震えるぜ!だって武雷管がHOMEにしてたCLUBなんだぜ!」
夏準「近いです、アレン」
手で遮り、距離を取る夏準。アンも同様にやや引き気味だ。
夏準「チームで一番は僕たちのようですね」
アン「だねー、中どうなってるのかな?早く入ってお色直ししたいんだけど」
すると、BAEの隣にParadox Liveと記載されたTシャツを着るスタッフが数人到着する。
彼らは出演者であるBAEに挨拶をすると、3人もそれに返すように返事をする。
アン「スタッフのお兄さん〜これから開けるの?僕ら一番乗りでもいい?」
スタッフ「あ、すいません。僕らカギを持ってなくて、中にいる彫金師さんの報告を待っているんです」
アレン「彫金師?」
スタッフ「このCLUB paradoxの内部にはファントメタルを使用としたミラーボールが飾られているんですけど……なにせ10年使ってないんで、調整をファントメタル専用の彫金師さんにお願いしているんです」
アレン「ファントメタルに彫金師なんていたんだな」
夏準「当たり前でしょ、何言っているんですか」
自分の胸のペンダントをお忘れで?とにこやかな顔で毒舌を吐く夏準。
「忘れていたわけじゃ…」と口を開こうとした。
刹那、CLUBのシャッターが開いた。
「「「!」」」
中から出てきた一人に全員注目したが、スタッフは首を傾げ、アレンは「あ」と呟く。
アレン(さっき見た、ひったくり犯捕まえた奴)
『…どうぞ、もう問題ないです』
スタッフ「え?…あ、いやえっと」
『彫金師です。ボール事態に問題ないですし、中は比較的に綺麗でしたよ』
スタッフ「……あ、はい!ど、どうもありがとうございます!」
礼を返したスタッフたちは慌ただしく中に入っていく。
それを欠伸をして見送り、ガシガシとフード越しに頭を掻く。
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さあ - イベントのご参加ありがとうございます!!私の嫌いな食べ物レバーなのでなんか親近感が湧きました笑これからも頑張って下さい!応援しています! (2021年6月24日 17時) (レス) id: 7aaf2735e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テルミヤコウジ | 作成日時:2021年6月23日 0時