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【14】__BAE SIDE ページ16

ふと、目の前でこちらを凝視するBAEメンバーと目が合う。
だが特に何をするでもなく、目をそらし通り過ぎようとした……が、アレンの胸元を注目し立ち止まッタ。



『汚れてる』
アレン「え?」
『メタル。乱暴に扱い過ぎる。ライブ前に一度アルコールティッシュか何かで表面を掃除した方が良い。あと、金があるなら彫金師にちゃんとしたメンテナンスを頼むことだね』



その方が幻影の演出が上がる、と告げると人波の方へ歩いて行った。




アレン「…え、何今の」
アン「……………あー!!」
アレン「何だよ!?」
アン「本当にその通りじゃん!なんか傷ついているし!!これ、昨日の夜はなかったでしょ!?」
アレン「え?……あ、本当だ、汚れてる」



バカアレン!!と怒鳴り、アルコールティッシュを取り出すと、アレンからメタルを奪い取り丁寧に汚れを落とすアン。




夏準「目を凝らさずに一直に当ててましたね」

アン「…ふぅ、綺麗になった〜。もう、アレン!!」

アレン「ご、ごめん」

アン「演出が大事なんだよ!わかってる!?」

アレン「え、演出だけじゃないだろ!いい音楽があればライブはよくなるんだよ!」

アン「は?何言ってんのアンタ、メタルの幻影一つでどれだけのオーディエンスが…!」



言い合う二人の間に入り「そこまでです」と喧嘩を止める夏準。

もう!とそっぽ向くアンと首の後ろ居心地悪そうに掻くアレン。
そんな2人を前に溜息を吐いた夏準は、Aが去った方角をじっと見つめた。





夏準「メンテナンスは、ちゃんとした彫金師に…ね」







また頼みましょうか、と小さくつぶやくと2人を宥め、CLUBの中に足を踏み入れた。

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さあ - イベントのご参加ありがとうございます!!私の嫌いな食べ物レバーなのでなんか親近感が湧きました笑これからも頑張って下さい!応援しています! (2021年6月24日 17時) (レス) id: 7aaf2735e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:テルミヤコウジ | 作成日時:2021年6月23日 0時

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