浮気者に成敗を

赤葦君 ページ7

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赤葦「 で、俺の前でしょーもない嘘をつこうとした先輩。正直に白状してください。」







『 … まあ、赤葦君だし話そうかな。あ、けど絶対周りには言わないでね。』







赤葦「 大丈夫ですよ、まず俺口堅いですしそれに言う相手も居ません。」








こう言ってくれてるし話すしかないかな。






『 実は … 』







赤葦君に全てを話し終えたところで赤葦君の顔を見てみると









赤葦「 ポカーン 」









珍しくポーカーフェイスの赤葦君も驚いていた。







『 私の最近の悩みの話は以上。まあ、あくまで私の憶測だし嫉妬とかもしてるから悪いように言った部分もあるかもしれない。』








いや、本当に自分でも思うけどちょっと悪いようには言いすぎた。








赤葦「 え、いやそれにしてもあの木兎さんがAさんよりも話す女の子がいる事に驚きました。」







『 でしょ？！私も本当に驚いたの。仲がいい子達は何人もいるけど、こんな立て続けに私の事放置するなんて今までなかったから私も困惑してる。』






赤葦「 うーん、浮気かどうかは置いておいて。それは頭抱えますね。」







『 そうなの、もうずーっと頭抱えてる。』









すると、赤葦君は少し考えた顔をした後









赤葦「 Aさん。」









『 ん？何？』









赤葦「 俺にその件是非、協力させて下さい。」









『 んえ？』









協力？？









『 えっと、それ一体どういう。』









赤葦「 俺、サラッと木兎さんに質問するの上手いんでそれで今回の件もサラッと聞いてみます。あ、でもあんまり期待はしないで下さいね。木兎さん恥ずかしがって話さない時もあるので。」






『 ええ、いいの？！』






赤葦「 はい、全然いいですよ。流石にその件は俺も聞いて驚きましたし。それに、最近先輩に元気がないってバレー部の先輩方も心配してましたし。」









うそ、バレー部の子達が？？

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