[鬼滅の刃] 黒い鬼姫

１２話 ページ14

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善逸「名前なんて言うの？何歳？怪我大丈夫？」

炭治郎「善逸！そんなに問い詰めたら困るだろう！」

「.....」


予想よりも変な子供。
大人しそうだと思ったけど意外とうるさいし


「...月城 Aです。歳は１６歳、怪我はそこまで酷くありません」


私は咄嗟に思いついた名字と年齢を言った


善逸「Aちゃんか〜、俺らと同い年だねえ」

炭治郎「善逸気持ち悪いぞ」

善逸「うるさいよっ！」


正直に言って確かに気持ちが悪いしうるさい
そこまで気にはしないけど


善逸「俺は我妻善逸って言うんだ〜」


知ってる


炭治郎「俺は竈門炭治郎！」


それも知ってる


「...あちらで寝てる方は？」

善逸「あれは気にしないで良い 炭治郎「伊之助って言うんだ、変な奴だけど仲良くしてくれ！」...」


邪魔をしないのならいようがいまいが関係ないけど...
邪魔してきたらあまり騒ぎにはしないように殺る


炭治郎「.....！！」

「どうかしたんですか？」

炭治郎「いや、知り合いと似た匂いがして」

「知り合い？」


というか鼻が利くのね、それも人を見分けられるほど
でも私の鬼の匂いには気づいていなかった...


炭治郎「珠世さんっていう女の人です！」

「え.....」


珠世...？そうか、この間朱紗丸達の１件で珠世と炭治郎に繋がりがある事が分かったんだ。
それにしても珠世と似た匂いって.....


炭治郎「おかしいな、似るはずないんだけど...」


まずい...

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