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嵯峨あね ページ7

『ほんますみません、余計なこと自分しました』


今度はなんともないようになにも楚々のないように絶対に機嫌損ねないように頭を下げた
今目の前にいる人が怖くして方がない
わたしとこの前の人は立場が愕然と違うのだから




「ええでええで気にせんでええよ」



よかったほんとこの一言だけだ



「でも、Aちゃんなんも考えんかったんか」


崩れた

足場が崩れるような不意をつかれた
安心仕切っていたのが悪いか、


言葉を考えようにも頭が働からかん

不意打ちすぎた


思考回路停止

あかん、あかん、どないしょ


「なぁ、返事せえや何回言わせんねん」



飲み込めない

ゴクン 唾が喉を超えて行かない

んや、出来ない怖い



『すみません、自分宮さんと姉が仲ええのと思ってほんまにすみませんでした』



20点の返事の仕方

これしか思いつかんかった


宮さんは何故か呆気に取られていた

?????今のわたしの頭はこれ



宮さんは自己解釈をしたんやろか、1人で納得しとった




それからはようおぼえてへん


気がついたら


「そんな緊張せんでてええから弁当食べようや」


笑顔の宮侑


なんでや ただこれ一言



『あ、すみませんあんま先輩と食べる機会なくて緊張してまいました』



今、え、どんな状況や



「そうかー、Aちゃんって二卵生なんやってなどおりで夏玲とにてないわ笑笑」



『あー、そうですねわたしら全然似てませんよ見た目も性格も笑笑』



これいけるんちゃんなんだかんだよくなってる
この時だけは私の危機回避能に頭を地面に擦り付けるようにありがたいと思いながら土下座したいと思った




「ふーん、俺嵯峨姉のほんま好みやねんなぁ」


わたしはこの時夏玲のことを言うてるんやとおもてたほらそうやわだって宮さんがしっとお嵯峨姉って言うたら夏玲やもん



『ほうなんですか笑笑わたし宮さんと嵯峨姉すごいお似合いやと思いますよ』


わたしは宮さんの言った嵯峨姉を強調してるうてみたそれはなんとなくゆうてみたんやけど



宮さんは目が点になって


顔を真っ赤にした



あー、これが恋ってやつか


わたしは能天気にぼーっと思った


なんかホンワカしてんなフワフワしてる

わたしはこのあったかい雰囲気嫌いじゃない
人の色恋沙汰はおもろい
小説読んどる時みたいに次がわからんやん
そこのとこを考えて解釈せな変な解釈生まれてもうたら可笑しくなる

それに



なんもわからへんしワクワクする

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作者名:ツナみゃー | 作成日時:2020年4月3日 14時

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