大嫌いなおねぇちゃん【ハイキュー】 (ページ3)

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関わらん方が吉ページ3

「A！ごめん今日一緒に帰れないや！」

だいたいその理由はしってる

姉の色白の肌が少し火照っているだいたいこういう時は男子に呼び出されたかバレー部関連

はぁ、姉は気色の悪いほどモテるからなんやろ慣れた

『おん、ええで』

自分でも素っ気ないと思う返事
あー、気ぃつけてなでもゆえばよかったと考えながらわたしは姉の顔をのぞきこんだ

あー、姉は怒ってた
素っ気ない返事に気を悪くしたんやろな
顔が歪んでる特に口元

「なんや！素っ気ないな！もうしらへん！」

プリプリって感じの可愛い効果音がなんか聞こえてくるような気がすると考えていたら姉ﾊﾞﾝと窓をしめて自分のクラスにかえっていった

ほらな、怒った

こうすると、とてつもなくめんどくさい
家に帰って冷蔵庫あけたらゼリーなくなってんのやろな帰りに買って帰ろかそう、考えてボーと天井をみる

ちなみにこの天井、なんと手形があちらこちらについてる世にゆう怪奇なんちゃらかとおもったが違うらしい、夏樹がゆーてた

と、まぁ上を見ながら突っ立ってるのがきになったんやろな窓の外から「なぁ」と声をかけてきたやつ

「なにしてるん、ボーと天井をみてなんか見つけたんか」

天井を見るのをやめて窓の方向右手をみる

金？なんやろ茶色？わからへん
まぁ何とも明るい色の髪の毛が見えた

宮さんや

1年でも知らん奴おらんくらいの知名度
バレー部セッター宮侑

女子人気Ｎｏ1の人それと
関わらん方がいい人Ｎｏ1

わたしはその返事に困った

周りの視線がとてつもなく痛い矢がとんでくる
特に女キラキラとギラギラの眼使い方ほんま上手いと思う

宮侑にはキラキラ

わたしにはギラギラ

私、敵じゃないねんけどってつっこんだろか

「なぁ、聞いてるん？Aちゃん」

姉をこの時呪いたくなった

『はい、聞いてますよ』

どうせわたしの名前を知ってるのもおしゃべりの姉がゆうたんやろな

ほんま無理

「じゃあ、返事せんかい無視されたら悲しいわぁ」

わたしはすかさず頭を下げる

この人の気分悪くせんように絶対
この人の気分で私の立ち位置なんか簡単に変わってしまう一生懸命影でおったのに一瞬に光の方に連れていかれるんやでゆうたらこの反対も有り得る

ほんまたまったもんじゃないわ

『ほんますみません、ボーッとしてて気ぃつけませんでした』

嘘をついた、嘘はだいすきやから
それにその方が楽やと思ったから

わたしはいつも楽な方を選ぶ