【銀魂】俺の想い人は万事屋の旦那が好きなようで【沖田総悟】

青空 ページ8

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ぼーーっと縁側で外を眺める
なんとか屯所に帰り今現在ずっとこうやってボーッとしているのは思い出す先ほどの事で





あの銀髪の男の人が頭から離れない
これはなんだ？この胸のドキドキはなんだ？
まさかこれは……恋？






そんな自分が恋していることに気づかないほど不器用ではない私
これは恋と思わずになんて言う？





この胸のドキドキが不整脈と言いう病気ならやめてくれ絶対やめてくれ。そもそも私は病気になる程やわでやない。





これはまさしく“恋”




生まれてこのかた、一度も恋なんてしたことがないが……わかるよ。
あの人の顔を思い出すと顔が熱くなる





「んんんん。……んがァァアア」





赤くなった顔を手で覆い叫ぶ私
名前も聞いてない、どこに住んでるのかも知らない
てか、もう会えないかもしれない





はぁ、とため息をつき青空で流れていく雲をまたボーッと見つめる




(あ。あの雲あの人の頭みたい)





銀髪の髪は天然パーマ
雲を見ながらでも頭の中に出て来てしまってもう消えないでいるあの人




本日、何度目かのため息を吐き眺め続ける空は青い。……当たり前だが








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