【銀魂】俺の想い人は万事屋の旦那が好きなようで【沖田総悟】

ゴミ ページ42

.

総悟が入っていったコンビニの自動ドアをしばらく見ていれば、「入んねーの？」と銀さんがドアを指差す。


「あ。いいの大丈夫。ーー少し、銀さんと話したいので」


「ふーん」


最後の方は聞こえたかわからないけど…。
顔が熱い。この気温のせいだとか思うけどそれだけじゃない。さっきよりも熱いけど、なんだかそれは嫌じゃない熱さ。


「銀さんは、それ何買ったの？」


なんとか会話をと思い話題を探していれば目に入ったのは銀さんが先ほど買ったであろうコンビニの袋。


「ん？あ、コレ？コレはジャンプといちご牛乳」


「あぁ……いちご牛乳…。」


少しは飲めるようになったいちご牛乳。はたして私は銀さんといちご牛乳を語れる日が来るのであろうか。何度も頭の中に再生されるのは飲んでは吐き飲んでは吐きという自分の姿。
でも、きっと飲めるようになるはずさ！



「銀さん！今度私もいちごーー痛っ」


「おい、どうした？」



急に何か目に痛みがはしった。きっと目にゴミが入ったのだろう。これ、結構痛いんだなー。




そんな事を呑気に思いながら目を擦っていれば、「あんま擦るんじゃねー」と銀さんの手が私の手に触れた。




ドキドキと心臓が鳴るが、待ってコレ本当に痛い。目が痛い。結構コレでかいゴミが入ったぞ！目ぇしみるー




「おいおい大丈夫か？」


「いや、結構痛いですねコレ。あ、やば涙出てきた」









.

▽→←コンビニ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す