検索窓
今日:9 hit、昨日:15 hit、合計:52,842 hit

帰って来たのに ページ3

.




私の名は如月A
真選組の隊士である私は本日、長期任務を終えこの真選組の屯所がある江戸へと帰ってまいりました!!!


そして、真選組屯所前



私はその大きな門を開けて、



「真選組一番隊副隊長 如月A。只今帰りました!!!」



ビシッと敬礼してそう大きな声で叫ぶが



「誰1人もお迎えない…の?」



ひゅぉぉぉーー、とその場に風が通っただけでそこには虚しく私1人
おかしい、絶対おかしい。だって事前に私が今日帰るって連絡入っているはず……なのにお迎えなし?



がっくし、と肩を落としながら渋々その屯所に入って、我らが真選組の大将であるゴリラこと近藤さんを探す




「近藤さーん。帰りましたよー。ゴリラーどこー」



呼びかけるがいない部屋もいない
ここまできて誰にも会わない私は逆にすごい




「まぁ、いいや。じゃあ、土方さーん。
どこーマヨ方さーん。マヨネーズ捨てますよー」




なんと、この言葉を言っても出てこない我らが真選組の副長である土方さんもいないとなると……



「せっかく帰ってきたのに……」



悲しくなる……



さらに肩を落としてションボリしていると後ろから「あれ?Aちゃん?」とそんなの声が


「ざ、ザキィィイイイ!!!」


「うわぁぁあ!!何急に!!」



私はザキこと山崎に抱きつく
やっと仲間に会えた!!せっかく帰ってきたのに誰もいないなんて悲しいからよかった、山崎でもこんな時ともなれば会えて嬉しいものだ



「ねぇ、なんか何気にひどいこと思ってない?」


「ないない。それより、他のみんなは?」



「あぁ、たぶん副長はマヨネーズ買いに行ったよ。局長はストーカーしに行ってると思う」



「土方さんは納得だけど。近藤さんは私がいない間に何があった」




ストーカー?真選組のトップがストーカー?
世も末なんだけど……




そんな事を考えていれば背中に物凄い衝撃
私はその勢いに耐えきれずに顔面から床へとダイブ



「ぶベッラ!!」


「あ、すいやせーん。小さすぎて見えやせんでした」



特徴のありすぎるその口調と聞きなれた声が上から聞こえて私は飛び起きる




「わざとでしょ!絶対わざだよね!?久しぶりの再会にそうそう蹴るってどういう事!?」



「蹴ってねーよ。踏んだだけだ」



「どちらにせよ、最悪なことしてんのは変わらんわ!!!」




ポーカーフェイスで私を蹴り飛ばしたこの男は
私と同い年の幼馴染、沖田総悟だ









.

再開→←prologue



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
148人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白桜姫 - 続き楽しみにしてます^ ^ (2019年1月13日 9時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
寧々姫 - 更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2017年11月25日 11時) (レス) id: c492ea5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - すごく面白い更新頑張ってください (2017年8月18日 15時) (レス) id: 3f5ba41893 (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - 大分と遅れてしまいましたが…新作おめでとうございます!!この二人の関係がどうなるのか楽しみです笑 沖田の想いは夢主ちゃんに届くんでしょうかね? 更新頑張って下さい!!応援してます! (2017年5月1日 14時) (レス) id: 1847792d84 (このIDを非表示/違反報告)
ラルラル(プロフ) - 銀さんloveさん» 私自身どうやって繋げていくか悩み中ですが、沖田くんの想いが夢主ちゃんに伝わればいいと作者ながら願っています(^ ^)これからも応援よろしくお願いします! (2017年4月17日 5時) (レス) id: fa467ad533 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ラルラル | 作成日時:2017年4月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。