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設定追加です!
Aの父親→中森
神威の父親→神晃(星海坊主)
神威の母親→江華
_________________________________________
神威side
ーー保育園時代ーー
「A?誰それ」
父さんに話があると言われて、耳を傾けながらお菓子を食べる俺
「あぁ。父ちゃんの古い友人の娘だ。今度から家に預かることになった。仲良くしてやれよ」
俺は「ふーん」とだけ返事をしてお菓子を頬張る
この時は全然興味なんてなくてただ父さんの話を流しただけだった
それから、数日経ち
家のインターホンが鳴った
「久しびりだな!神晃!!」
「和仁!!お前は変わらんな」
「お前は髪が薄くなったか?」
玄関からそんな会話が聞こえて来た
玄関を覗いて見れば、父さんと知らない男の人が会話をしている
その男の後ろにいる小さな少女
俺くらいと同い年くらいだろうか
パチっと俺と目があった
「神威も行くかい?」
後ろから母さんが急に話しかけて来たので
ビクッと肩が揺れる
そして、母さんに連れられて玄関に出た
「息子の神威だ。Aちゃんと同い年の」
「いや〜。江華さんに似て、美形じゃねぇか。」
母さんとも面識があるらしい
父さんと同じような大きな手で頭を撫でられる
「神威くん。こいつはAだ。仲良くしてやってくれ」
紫の髪をした少女は父親に背中を押され前に出てくる
「えっと。よろしくお願いします」
ぺこりと可愛らしくお辞儀をした少女に俺も「よろしく」と答えた
これがAと俺の出会い
.
.
そして、Aは俺の家で住むことになった
だんだんAもこの家に慣れてきたようだ
話を聞けば、Aの父親は海外に仕事に行ったり色々と大変らしい
俺は無神経にAに聞く
「ねぇ、Aの母さんっていないの?」
「Aのお母さんはAが赤ちゃんの時に死んじゃったの」
だから、顔も覚えていないんだってへらって笑うA
ぎこちないその笑顔に初めて、悪いことをした気分になる
でも、Aは俺に言うんだ
「そんな顔しないで。
Aには神威がいるから、さみしくないよ」
さっきとは違う、可愛い笑顔で
Aが家に来てから俺たちはいつも一緒にいた
保育園へ行くときも、遊ぶときも
お風呂に入る時もご飯を食べる時も
寝る時だって
ずっと一緒にいたんだ
そしたら、気付いた時には俺はもう
Aのことが好きになっていた
俺の初恋と片想いはこの時からもう始まっていた
.
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神鬼*con(プロフ) - ではラルさんで!よろしくお願いします! (2017年4月3日 12時) (レス) id: 9c6dd41a0c (このIDを非表示/違反報告)
ラルラル(プロフ) - 神鬼*conさん» *conさん!とお呼びしますね!!私のことはラルでもなんでも大丈夫です! (2017年4月2日 8時) (レス) id: fa467ad533 (このIDを非表示/違反報告)
神鬼*con(プロフ) - 後、私の事は*conと呼んで下さい!ラルラルさんは何と呼べば良いですか? (2017年4月1日 23時) (レス) id: 9c6dd41a0c (このIDを非表示/違反報告)
神鬼*con(プロフ) - そんな事を言ってくださるなんて…!ありがとうございます!いっぱい来ます!更新頑張って下さい! (2017年4月1日 23時) (レス) id: 9c6dd41a0c (このIDを非表示/違反報告)
ラルラル(プロフ) - 神鬼*conさん» 神鬼*conさん!いつも神鬼*conさんのコメントが励みになっています!!中学生時代はまだまだ書いていくつもりです!!頑張ります!!また、コメントお待ちしております!!いつでも気軽に来てくださいね(*≧∀≦*) (2017年3月29日 13時) (レス) id: fa467ad533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラルラル | 作成日時:2017年3月20日 9時