◽︎ 8 ウインク ページ10
「第一回ウインク選手けーーーん！！！！」
「おいあの馬鹿がまたなんか言ってんぞ」
『誰か構ってやれよ』
「悟、うるさいよ」
「誰かこっち見ろよ！！」
夜蛾せんの授業が終わり、もう寮へ戻ろうと話しているとさっきまで寝ていた悟が急に叫んだ。
「だって思いついたんだもん！お前らだってやりたいだろ？なっA！」
『俺に振るな』
もんってなんだもんって
…そんなキラキラした目で見るな16歳
「まぁまぁ二人とも、ウインク一回すれば奴の反乱は治まるんだ。安いもんだろう？」
「…まぁそれもそうだな」
確かに、ここで無視したらそれこそこいつの機嫌がジェットコースター並に落下することは目に見えてる…。腹を括るしかねぇな
俺たちが悟の方を向くと嬉しそうに声を上げた
「よしっじゃあまず俺からな！」
そういい悟は俺たち(主に俺の方を向いて)バッチバチにキメたウインクをした。
「なんでだろシンプルにウザイ」
「こんなにウインクでイライラしたの初めてだよ」
『一回死んでこい』
「は？！このグッドルッキングガイの俺のウインクなんてそうそう見れねーんだからな！！」
俺もウインクみてぶっ殺したいと思ったの初めて
「はいはい、分かったよ。じゃあ次は私がいくね」
そういい傑はスマートにウインクをした。え、なんか…慣れてんな
「詐欺師感満載なんだけど」
「女落とす気満々だろ」
『タラシでてんぞ』
こいつどこまで行っても胡散臭さは抜けんな
「ウインクなんて簡単だろ」
そう言い硝子はタバコを吸いながらウインクする。
「何歳だよお前」
「夜の街にいる未成年感」
『年齢詐欺ってんだろ』
「ぶっ殺すぞお前ら」
タバコか？タバコが悪いのか？！あれで髪長かったら多分コンビニで酒買えんぞ
「よしっじゃあ最後はAだな！！」
悟はニコニコと俺の目の前に立つ。
『なんで目の前に来るんだよ』
「ファンサ貰おうと思って」
そう言い悟は嬉しそうに笑う。おい硝子動画撮ってんの見えてんぞ
『はぁ…』
しょうがない、そう思い悟の目の前でウインクした
つもりだった。
…
…
…
「え、これキス待ちされてる？」
『してねーよ』
おい、硝子と傑！後ろで爆笑してんの見えてるからな！
「お、お前…ウインク出来なかったのか」
「可愛かったよA」
俺はウインク出来ていなかったらしい。どうりで前が見えなかったわけだ
すると悟が目を抑え俯いた
「俺が責任とるからな…」
『なんのだよ』
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あ。(プロフ) - 遺伝子レベルで拒否ってるは草。今度使お (2022年3月13日 14時) (
レス) @page15 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
こたろう(プロフ) - めっちゃ好きです！！更新頑張って下さい！ (2022年2月19日 1時) (レス) id: 879e4b5d86 (このIDを非表示/違反報告)
あほ - すごい面白いです！このために毎日がんばれます！ (2022年2月17日 12時) (レス) @page7 id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - こう言うの探し求めてました！！！！好きです！続きを早く読みたい！頑張ってください！！！ (2022年2月13日 22時) (レス) @page5 id: e7b4db75e5 (このIDを非表示/違反報告)
Hrmna_119(プロフ) - いいと思います！頑張って！！ (2022年2月13日 17時) (レス) @page5 id: 4e57ef443a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷちーの | 作成日時：2022年2月12日 23時
