◽︎ 14 タイプ ページ16
「俺はお前の顔スペシャルスーパーハイパータイプだけどさ、お前はどうなの」
『は？』
「だから俺の顔はタイプなのかって聞いてんの」
朝っぱらから何言ってんだこいつ。
時刻は午前7時56分。
朝礼にはまだ30分以上時間があり暇だからとりま寝よう、とベットに飛び込もうとした瞬間、先程まで物音一つ立てなかった部屋の扉が勢いよく開いた。
そして冒頭の会話に戻る
「なー！こんなGLGな俺がタイプじゃねーわけねーと思うけど実際どうなわけ？！」
『うるせーお前はタイプじゃねぇ』
「は、」
俺がそう言った瞬間ベッドの上で飛び跳ねていた悟の動きがピタリと止まった
「な、なんで」
『だって俺黒髪好きだし。背も俺より小さいほうがタイプ』
だって恋人が俺より身長高いとかプライド傷つくだろ。
そう言うと悟は固まったままブツブツと独り言を零し始めた
「待ってこれって俺髪染めるしかなくね？てか黒髪って俺と真反対じゃん。マジで言ってる？てか今すぐ美容院…いやここで黒染めするか。それより身長ちっさい方がいいとかなんだよあいつよりチビとかそうそういねーし、てか身長とか俺どうしようもなくね？骨削ったら良いのか？そうなのか？そうなんだよな。とりあえず骨は病院行くとしてとりま髪の毛…」
『落ち着け』
早口で喋り続ける悟に俺の眉間に皺が寄る。こいついつまで喋ってんだよ
『とりあえずそーいうことだから。お前が俺のタイプになったら考えてやるよ』
そう言い悟が口を開く前に部屋の外に追いやった
そうしてやっと静かになった、とため息を零し俺は残り少なくなった至福の時間を謳歌し始めた。
＿＿＿＿＿＿
「悟？どこ行くんだい？」
「とりま髪染めてくる」
「は？」
「そっから骨削ってくるわ」
「話の内容掴めないけどとりあえず目覚ましな？」
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あ。(プロフ) - 遺伝子レベルで拒否ってるは草。今度使お (2022年3月13日 14時) (
レス) @page15 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
こたろう(プロフ) - めっちゃ好きです！！更新頑張って下さい！ (2022年2月19日 1時) (レス) id: 879e4b5d86 (このIDを非表示/違反報告)
あほ - すごい面白いです！このために毎日がんばれます！ (2022年2月17日 12時) (レス) @page7 id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - こう言うの探し求めてました！！！！好きです！続きを早く読みたい！頑張ってください！！！ (2022年2月13日 22時) (レス) @page5 id: e7b4db75e5 (このIDを非表示/違反報告)
Hrmna_119(プロフ) - いいと思います！頑張って！！ (2022年2月13日 17時) (レス) @page5 id: 4e57ef443a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷちーの | 作成日時：2022年2月12日 23時
