◽︎ 18 反撃 ページ20
『なぁやっぱ俺あいつに避けられてるよな?』
「避けられてるねぇ」
『何か知ってんだろ?』
「いやぁ知らないねえ」
『その前髪剥がすぞカツラが』
「カツラじゃないよぶち殺すよ」
くっそやっぱ口割らねぇか、
あれから一週間様子を見てみたが変わらず悟とは業務連絡しか話していない。
俺はもうそろそろイラつきも最骨頂に達しておりもういい加減終われよ、と我慢の限界なので傑をとっ捕まえて質問という名の拷問を実施している訳だが…
『なぁほんとに知らねーの?』
「知らないよ悟が嫉妬させようとして押してダメなら引いてみろ作戦してるなんて」
『バリバリ言ってんじゃねーか』
すると、傑はあっうっかり!と胡散臭いイラつく顔をさらにイラつかせ口に手を当てた
「あぁうっかりうっかり、いやぁ口が滑ってしまったよ」
『滑りすぎだろ』
悟、こいつに相談したのが運の尽きだな。俺絶対悩みあってもこいつに相談しねぇ
『嫉妬?そんだけの為にあいつこんなことしてんのかよ』
「そんな事とか言ってあげないでおくれ。悟は今にも死にそうなほど毎日屍のような顔をしているんだから」
確かに…いや自分でもこんなこと思いたくないけども!でもあいつ俺の事好きだし、一週間も我慢するのも辛い…のか。
「でもそのお陰で君も少し悟に夢中になったんじゃないか?」
『夢中とか言うな気色悪い』
でも確かに、何気に俺も悟の言動になれてる所もあったし、なんだかんだで嫌いでもない、のかも知れない
『…俺が散々振り回されたんだ。俺だってあいつを振り回してもいいよな?』
「まぁいいんじゃないか面白そうだし」
『本音出てんぞ』
1739人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ。(プロフ) - 遺伝子レベルで拒否ってるは草。今度使お (2022年3月13日 14時) (レス) @page15 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
こたろう(プロフ) - めっちゃ好きです!!更新頑張って下さい! (2022年2月19日 1時) (レス) id: 879e4b5d86 (このIDを非表示/違反報告)
あほ - すごい面白いです!このために毎日がんばれます! (2022年2月17日 12時) (レス) @page7 id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - こう言うの探し求めてました!!!!好きです!続きを早く読みたい!頑張ってください!!! (2022年2月13日 22時) (レス) @page5 id: e7b4db75e5 (このIDを非表示/違反報告)
Hrmna_119(プロフ) - いいと思います!頑張って!! (2022年2月13日 17時) (レス) @page5 id: 4e57ef443a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かぷちーの | 作成日時:2022年2月12日 23時