トリップした少女は鬼殺隊最強！？参【鬼滅の刃】 (ページ12)

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佰拾弐ページ12

『もう開けていいぞ。すまなかったな』

呼吸を使い家まで瞬間移動

案の定三人はキョロキョロしてるな

そんな三人を横目に僕は屋敷の戸を開ける

『グフっ』

「「Aさん！／ちゃん！」」

戸を開けた瞬間にお腹に衝撃が走る

その体は全身が白で耳に飾りをつけている

紛れもない「しろ」だ

しろ「クゥン…」

『今まで一人にさせて悪かったな。もう大丈夫だぞ(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ』

しろ「クゥン！」

ﾊﾞｻｯﾊﾞｻ

羽音を響かせて僕の方に止まったのは僕の鎹鴉の「ごま」

ごま「お帰りじゃのう…」

『最近帰れてなくてすまなかったな。ご飯、食べるか？』

ごま「よろしく頼むぞぉ…」

見ての通りしわっしわのおじいちゃん鎹鴉

それでも僕のそばにいてくれる優しい鎹鴉なんだ

『すまない遅くなったな。入ってくれ』

そういうと三人はゆっくりだが屋敷に入って行った

真「それにしてもAちゃんの屋敷は広いんだね」

『？真菰の屋敷も十分広かったと思うが…』

真「全然だよ。順番だと私達の屋敷は下から数えて五番目辺り。Aちゃんの屋敷はお館様と変わらないんじゃないかな？」

確かにそう言われてみればそうかもしれない

だって余ってる部屋が余裕で100越えるしね

どんだけ広いんだよ僕の屋敷

でもお館様の話だと「東雲家」って結構でかいらしいから

ここが本家だとしたらこれだけ広いのもよくわかる

実際はよくわからないけど

『それじゃあさっそく稽古、始めるか』

ｸﾞｩｩ

「「…」」

真「今のは誰？」

錆「俺ではないぞ」

『僕でもないな』

真「私も違うってことは…」

冨「…俺だ」

『先にご飯にするか。何かあるか？』

冨「鮭大根」

『鮭大根な。作ってる間は居間で待っててくれ。ごま、案内頼むぞ』

ごま「分かったぞぉ」