検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:26,652 hit

8*笑う ページ10

「もぐもぐ。」



美味ひいなぁ…



私は食堂裏の階段に腰を下ろして



今、さっき食堂でもらったおにぎりを食べていた


女中さん居るじゃん、って思ったけど


食堂専門みたいな感じだった




だからって雑用を私にやらせるなって話だ。




「お前、なんでこんな所で食ってんだ」



上を向くと土方さんが居た




「ダメですか?」



「いや、ダメじゃねェけど、
食堂で食えばいいだろ」



土方さんは煙草に火をつけようとしたけど、
やめて、ポケットにしまった



「いや、だって
私は、隊員とかちゃんとした仕事はやってないんで。
てか、煙草吸ってもらっても大丈夫ですよ」



私はおにぎりを頬張りながら言った



「いや、さっき床拭いてただろ
あれもちゃんとした仕事だ。
あと、身体に悪りィだろ」



でも、土方さん絶対に煙草吸いにきてるよね



とか思ったけど、気を使ってくれてるのかな?



「えっと、ありがとうございます。
じゃあ、やめたらいいのに」



「やめれねェからこっちも困ってんだよ」



「そうですか、もぐもぐ。」



あ、話が終わってしまった



なんか話さないと・・・



「あれ?Aと、土方さんこんな所で何してんですかィ?」



すると、沖田さんがひょこっと壁から出てきた



ナイスタイミング!



「ご飯食べてます。
あ、でも今終わりました」



「俺は、煙草を吸いに来たけどやめた」



「そうですかィ、
でも、土方さんには聞いてないでさァ」



「テメェッ!」



「あははっ」



「笑ってんじゃねーよ」



土方さんに怒鳴られた



でも、本当に面白い。




「ごめ、ごめんなさい」



「まだ、笑ってまさァ」



「沖田さん、そういうこと言わないで下さい」



「お前ら覚えとけよ」



「私も入ってるんですか!?」



「あたりめェだろ」



巻き添えだね。いや、笑ったけど



笑う?



あ、笑うなんて初めてだ。





「どうかしましたんですかィ?」




沖田さんが私の顔を覗いていた



「え、あ…えっと、
笑うってすごいなぁと思いまして。」




「すごいだ?
別に普通の事だろ」




普通か…普通なんだ。





そっか…





やっぱり私はこの人達と一緒に居てよかった




いずれ、私が狐だって気づく時がくるまで









私は神様が許してくれる限り





この人達と、


沖田さんも土方さんと









一緒に居たいなぁ…

9*真っ赤→←7*仲直り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

茉莉 - すごく夢主が素直でかわいい。最近更新停止しているみたいですが、がんばってください。応援してます。 (2018年1月6日 21時) (レス) id: 3d5918eb94 (このIDを非表示/違反報告)
べる。(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります!ヽ(`・ω・´)ノ (2015年8月1日 13時) (レス) id: 51bf9570b2 (このIDを非表示/違反報告)
空良 - 狐っ娘超可愛いかったです!!更新頑張って下さい! (2015年8月1日 11時) (レス) id: 45bec2e103 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:べる。 | 作成日時:2015年7月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。