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一花「それは映画の話でしょ、、私達は違う、そうでしょ？
Aは姉妹だから、私達の大事な六人目の姉妹なんだから
私達がいたら、、Aに可愛そうな子だなんて言わせない！！
私達がAを守らなきゃ、、Aの家族は私達しかいないんだから」
二乃「うん、、！」
Aの母親が亡くなってその翌年、中野家にきてくれた
お母さんがAを抱えてきた日の事は覚えてる、でも、、
『一花！！修学旅行遅れちゃうよ！早く行こう！！』
修学旅行を境に、Aの態度は変わっていった
○
私が養子縁組の封筒を見つけたのは小学校４年生の頃
一花達の話によると丁度この頃に、
"血の繋がりがない妹"の意味を知ったらしい
私がその意味を知るのは２年後の修学旅行の帰り道
誕生日は確かに5月5日、皆でお祝いしていたから間違えない
今思えばこれは私の血の繋がりがない妹だと分からないように
お母さんが同じ日に一緒に祝ってくれてたと思う
そして６年生になった私は、ようやくあの数字の意味が分かった
特別養子縁組証明書にかかれた、私の名前と生年月日
《あの子、養子だって》
《産みの親が亡くなって父親は子供おいて育てられないって
逃げたんだって、それで引き取ったらしいよ》
あの日みた数字、、5月14日これが私の本当の誕生日何だって
本当の姉妹じゃないから、誕生日も容姿も名前も違う
この時全てを理解した、今家族のように一緒に成長していく皆は
赤の他人で、、私は、父親に捨てられた、、可哀想な女の子
その夜、誰にも気付かれないように泣いた
育ての親も、産みの親も死んだ
私に残されたのは血の繋がりのない姉妹と血の繋がらない父
そして、、私を捨てた血の繋がりがある父親だけ
胸を締め付けるような苦しさに消えたくなる
まだ子供な私は反抗することで苦しさを紛らわしていた
そういえば、お母さんが無くなった時、私はいつまでも泣いてた
3日立っても、1週間立っても泣いていた
『お母さん、、っ、お母さんっ、、』
一花「、、」
三玖「いつまで泣いてるの、、」
五月「泣いたって、、お母さんは帰ってきません、、」
『やだ、、っ、、お母さんっ帰ってくる、、死んでなんか、、』
一花「うるさい、、静かにして、お母さんだって、、
泣いてるAなんか見たくない、、」
『ぅぅ、、』
四葉「もうっ、、いい加減にしてよ！」
きっと、この時怒られたのは、、
皆、我慢してるのに私だけが我慢できなくて、泣いていたから
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ばし(プロフ) - ゆなさん» 良かったです！今日明日また更新できるかと思います！ (7月17日 11時) (
レス) id: e30c4515c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 今日も更新が…！！もしもシリーズむっちゃ好きです！！！ (7月17日 6時) (レス) id: f751abdb58 (このIDを非表示/違反報告)
ばし(プロフ) - さなさん» コメントありがとうございます！まだまだ更新頑張ります！明日も編集後、更新するのでお楽しみに！ (7月17日 0時) (レス) id: e30c4515c2 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - いつも更新されるの楽しみに待ってます！もしもシリーズ原作とは全然違う世界だけど5つ子の特徴を捉えててすごいなぁと思ってます！これからも楽しみにしてます！ (7月17日 0時) (レス) @page30 id: d8be781e26 (このIDを非表示/違反報告)
ばし(プロフ) - いつもコメントありがとうございます!色々できます！！笑~不良~私の古い小説からコピーしたものになりますが楽しんでいただけて嬉しい限りです！ (7月16日 10時) (レス) id: e30c4515c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばし | 作成日時：2023年7月11日 11時
