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風太郎「え、お前ら、、」
五月「ケーキの配達ってできますか？
家に届けてほしいのですが」
風太郎「はぁー？配達なんて、やってないけど」
店長「上杉くん？こっちはもういいから行ってあげなよ」
話が聞こえてたのか店長が店から顔を出した
風太郎「ちょ、、！！店長！！そんな事、、！！」
店長「上杉君？メリークリスマス」
『ありがとうございます！』
風太郎「えぇえええ、、」
風太郎side
店長にそう言われ渋々ついて行く俺
風太郎「おい、お前らの家はこっちじゃないだろう」
一花「違うよー」
三玖「こっちこっち」
風太郎「あのさ、黙ってやめた事は悪かった
だがもう俺は家庭教師には戻れねぇ」
そう言うと彼女達の足が止まった
五月「見てください、私達の新しい家庭教師です
上杉君にも見せておきたくて」
風太郎「そ、そうか！意外と早く決まったな
東京の大学出身で元教師、、へぇ、優秀そうな人で良かったじゃないか」
『いいの？！このまま次の人に任せて！！やっとこれからって時に、、
私達を見捨てるの？！何で、、っ、！！何でよ、理由くらい話してよっ』
風太郎「ぅっ、、」
コイツ、、俺の為に、、泣いてんのか、、
風太郎「俺は二度のチャンスで結果を残せなかったんだ
次の試験だって上手く行くとは限らない！！
だったらプロに任せるのが正解だ！！
これ以上、、俺の身勝手にお前らを巻き込めない」
二乃「そうね！アンタはずっと身勝手だったわ
そのせいでしたくもない勉強をさせられて必死に暗記して公式覚えて！
でも、、問題解けたら嬉しくなってて、、
ここまで来られたのは全てアンタのせい！
最後まで身勝手でいなさいよ！謙虚なアンタなんて気持ち悪いわ！」
風太郎「っ、、悪い、でも戻れないんだ、俺は辞めた！！
お前らの家にさえ入るのを禁止されている」
一花「それが理由？」
風太郎「あぁ、、早く行こうぜ」
『もういいよ』
Aがそう言うと一花は俺の手からケーキを取った
一花「ケーキの配達ご苦労様」
風太郎「いや、まだ」
一花「ここだよ？ここが私達の新しい家」
風太郎「ぇ、、どういう意味だ？」
一花「借りたの、私だってそれなりに稼いでるんだから
今日から私達はここで暮らす、これで障害が無くなったね！」
風太郎「嘘だろ？たったそれだけの為に！？」
四葉「言いましたよね？
大切なのはどこにいるかではなく6人でいる事なんです！」
四葉はマンションのカードキーを投げた
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ばし(プロフ) - mr さん» コメントありがとうございます！そう言ってくれて感謝です、その台詞にしてよかったと改めて思いました！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月4日 22時) (
レス) id: 745b3d7a32 (このIDを非表示/違反報告)
mr - 8話目の "頑張る事を諦めるな、じゃあな"がとても良くて泣きそうになりました (2023年2月4日 11時) (レス) id: 09f44b4edc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばし | 作成日時：2022年7月7日 14時
