駆ける3【ウマ娘】 (ページ7)

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『へぇ、そんな事が？
二人とも負けず嫌いなんだね』

マックイーン「スピカに入るまで何度も奇遇が重なりました」

テイオー「うん！」

マックイーン「もうすぐ、桜が咲きますわね」

テイオー「うん」
＿＿＿＿＿

阪神レース場、阪神大賞典マックイーンは1番人気

トレーナーと話すマックイーンを
遠くからみる5人のウマ娘

ウォッカ「マックイーン、完全にマークされてんな」

スカーレット「まるで5対1ね」

ゴルシ「頑張れよ、マックイーン！」

『マックイーン、、』

スペ「テイオーさん、どこに行くの？」

テイオー「ちょっと、大阪杯に向けて
コースの下見してくるねー！」

『テイオー！』

テイオー「下見くらい、僕一人でいいのに」

『何いってんの、私も心配なの』

テイオー「も、ってなんだよー、」

『素直に何なよ、テイオー』

マックイーンの様子を見に行くと
マックイーンの表情はいつものレース前と変わらなかった

テイオー「なーんだ、心配して損しちゃった」

マックイーン「テイオー、A？
今日はそこから応援ですか？」

テイオー「違うよ、コースの下見に来ただけ」

『あははっ』

マックイーン「他人の心配をするだなんて
随分と余裕があるのですねー！」

テイオー「そっちこそ！」

マックイーン「先に勝利を収めますわ
テイオーより先に！」

テイオー「勝手にどーぞ！大阪杯僕の勝ちを見に来てよ！
僕の勝ちを！！」

『マックイーン、頑張ってね！皆とみてるからさ！』

マックイーン「えぇ、行ってきますわ！」

【各ウマ娘がゲートイン！
雨が肌を伝う中、間もなくスタートです！
阪神大賞典芝 3000m 今スタートしました！】

手出しは良い、位置取りも完璧

トレーナー「いい展開だなー」

テイオー「当然だよ、だってマックイーンだもん」

『そうだね、もっと狙われるかと思ったけど、、
このまま行けば問題なさ、、っ！！』

【マックイーンの後ろからタニアクラシオンが迫ります
おーっと！！他のウマ娘達も次々とマックイーンを
追いかけていく！！
第三コーナーを周り第四コーナーへとかかっていきます！】

マックイーンの前後は囲まれた

テイオー「来た！！」

【マックイーンが動いた！マックイーンが動いた！
他のウマ娘を抜き去って行く！！
さぁ、最後の直線外に躍り出たマックイーン！
しかし、外からも同時にタニアクラシオンも襲いかかる！この二人の一騎打ちになるのか！】

行って、、マックイーン