駆ける3【ウマ娘】 (ページ26)

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ブルボンなら何か知ってるかもしれない

『ブルボン！』

ブルボン「Aさん？」

『ブルボン、ライスしらない？
昨日から休んでるみたいなんだ、何か聞いてない？』

ブルボン「私は今ライスの所へ向かっています」

そう言い紙を見みると大雑把に書かれた地図

『ここにいるの？ここ廃校舎がある所だよね？』

ブルボン「わかりませんが、、
ここに行けば会えるかもしれないと、、
寮長が言ってました」

『ヒシアマ姐さんが？、、私も行っていい？』

ブルボン「構いません」

そう言われブルボンと歩き出した
かと言って二人でワーワーと話すわけでもない
沈黙が気になって私は口を開いた

『ライス、やっぱり走りたくないのかな？』

ブルボン「、、ライスは走ります、絶対に！
私は信じてますから」

『うん、、そうだよね』

そう言うとブルボンの足が止まった

ブルボン「ライス、、」

そこにはボロボロになりながら走り続けるライスの姿

『ライス！』

ライス「ブルボンさん、Aさん」

どんだけ走り込んだのだろう
靴はボロボロだった、破けていた

ライス「どうしてここが分かったんですか？」

ブルボン「寮長のヒシアマゾンさんに聞きました
無断で外泊する様な方ではないと思いましたので」

『私はライスが休んでるって聞いて、、
それでトレーニングで走ってたら
たまたまブルボンがいてライスの所に行ってるって
聞いたからついてきた』

ライス「そうですか、、
精神力、、マックイーンさんやAさんに
走力や経験値では勝てないので
精神力でまさる必要があります
それには徹底的に自分と向き合う為一人になろうと
精神は肉体を超越すると思います」

ブルボン「同感だ」

ライス「トレーニング続けますね」

ブルボン「はい」

そう言うとライスはまた走りに行った

『ブルボン、、これっ、、』

ブルボン「？！」

そこには何足もの靴が置いてあった
全部ボロボロだ、走り込みすぎて全てに穴が空いていた
＿＿＿＿＿

このままじゃ、、負けるっ、、
ライスの姿を見て直感でそう思った

今までよりもっと、、翌日から私は走り込んだ
トレーニングは全て自主練でトレーニングをお願いした

テイオーside

学園にはたくさんの取材陣が来てた

「史上初の三連覇狙えそうですか？」

トレーナー「そうですねこの調子なら大丈夫でしょう」

「ありがとうございます！
カケルAの姿が見当たらないのですが」

Aは自主練に明け暮れていた