依頼と魔法が37 ページ38
なんだか蒸し暑く、雷でも来そうな気配が漂う中、学校中がクィディッチ競技場に向かっている
クィディッチを生で見るのは何年振りだろうか
今回の試合はグリフィンドール対スリザリン
観戦している生徒の大半がグリフィンドールを応援しているが矢張私はスリザリンを応援するに限る
太「君はスリザリンを応援するのだろう？」
『嗚呼、勿論だ。お前は？』
太「私？私は…グリフィンドールかな」
？「笛が鳴ったら開始！」
Mme.フーチが監督か
フ「1___2___3」
素早い。ブラッジャーが選手目掛けて突進する
ウィーズリーの双子どちらかが判らないがスリザリンの方へ狙いを定めて打ち返す
が、途中で向きを変えてポッター君を再び襲う。躱して其れをマルフォイ君を狙い打ち返す
またしてもブラッジャーは曲線を描き、
何か可笑しい
ブラッジャーが1人の選手にずっと付き纏う事は無い
成るべく沢山の選手を振り落とすのが
「スリザリン、リードです。60対0」
リードするのは善いが狂ったブラッジャーと降り始めた雨を止めたい
Mme.フーチがホイッスルの音を鳴り響かせる。タイムアウトが必要になったのだろう
5、10分位経って漸く試合が再開された。雨は益々激しくなり選手達の姿がよく見えない
ポッター君が急降下するのが幽かに見える。そして手を箒から放し、宙を掻く
「___対___！ポッターがスニッチを取った。グリフィンドールの勝利！」
スニッチを取った____
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作者名：アルゲディ | 作成日時：2023年9月29日 21時
