依頼と魔法が25 ページ26
ダンブルドアが好意でセストラルの馬車を用意してくれておいて善かったかもしれない、少なくとも暫くは太宰と距離を取れる
太「ねぇ、ヴィオラ」
『何だ？』
太「此の少し気味の悪い動物は何だい？」
嗚呼、太宰には見えるか
否、この職業をやっていて見えない方が可笑しいか
『セストラルだ。誰かが死んだのを見たことがないと見えない』
太「___そう、織田作…」
『？、早く乗れ、時間を大分喰っているんだ』
馬車に乗ったは善いがとても気不味い
太「__それで異能力者の手掛かりは何か掴めたかい？」
いきなり口を開いたと思えば任務の話か
『否、全く何も』
太「他に城の中で変わった事はあるかい？」
蛇語の事は云っても…判らないか。事実、声を聞いたのは1回だけだ、云わなくても大丈夫だろう
『生徒や先生への被害はまだ何も出ていない』
太「本当に？」
勘づいたか？だが誰にも蛇語のことは話していない、はぐらかしても判らない筈
『本当だ』
__忘れていた、此処の辺りはマグル除けの呪文が掛かっている
異能力者と云えども分類的にはマグルである太宰が何処かに行ってしまうかも知れない
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作者名：アルゲディ | 作成日時：2023年9月29日 21時
