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私は小さい頃から始めたバレーを上手になりたい一心で努力をする
そのおかげで中学県総体でベストセッター賞を貰い、青城に推薦で入学した
推薦だからといってバレーだけではなく勉強も怠らずやってやってきたおかげで成績もよかった
そんな私が及川と出会ったのは本入部の紙を提出しに行く時だった
その時はまだ好きの感情ばなかった
バレー部の使う体育館の場所が分からなくて迷っていた時、場所を聞くためにそこら辺の生徒に適当に声をかけたのが及川だった
普段適当に声をかけた人なんてすぐ忘れるけど忘れられなかった
だって、声をかけた時に｢及川さん、今彼女募集してないから｣って真顔で言われたんだもの
おかしくて忘れるわけがない
そこから及川もバレー部ということがわかり一緒についていくことにした
最初はこんなチャラい奴がバレーなんて出来るのかなんて思ったけど、それはすぐに間違いだと気づいた
隣のコートでやる及川はすごく上手だった
ただ上手なだけじゃない帰りも誰よりも遅く残って練習をしていた
いつの間にか及川は私の憧れになっていた
これが高校１年生の時だった
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作者名：lover嶺 | 作成日時：2016年12月17日 16時
