【出口ゼロ】僕は君達なんか信じない…だって君達、人間でしょ？

ってみんなが言ってるんだ ページ44

ゆみかちゃん!!?
ゆみかちゃんは私と夕日ちゃんをみてニコッと笑った。
まさかゆみかちゃん…も？

ゆみか「いま ライフ制度って連帯責任ですよねー。それ廃止してください！神代くんかエヴァーさんがミスしたらその時点で ウチら退学じゃん！」

夕日「オレは そんなミスしないけどな」

A「同じくじゃ」

ゆみか「わざとするかもしれないじゃん」

そう言ッて私たちを睨んできた。

ゆみか「そうでしょー!?みんなーーー!!」

先輩たちがザワザワする。
確かに、とか言う声も聞こえる。

疾風「たしかにーっ 新2年生が 早々に退学になっちゃ ウチらの成績にひびくかもー」

「人のペナルティかぶるのって気分もわるいしねーっ」

「同感ーっ」

「連帯責任反対ー！！」

各先輩からそんな声も聞こえてきた。

レディ「矢車くん 2年生を代表してどう思う？」

レディ・クイーンは2年生達のボス役である望月先輩に聞いた

怜士「べつに問題ないね。連帯責任 廃止してこまるのは 神代とエヴァーだけだしなぁ」

そう言うとレディ・クイーンが私たちの方をみた。

夕日「オレは べつにこまらないよ」

A「同じくじゃ」

レディ「クスッ じゃあ決まりねVv

ライフ連帯責任制をいまをもって廃止します。
それぞれの配役をまっとうしてください！」

わあっ！
先輩達は喜んでいた。
まぁ、そうだろう…その通りだろう。
でも、よし!!
これでライフ制度は切りはなせた！
夕日ちゃんを見ると笑って頷いた

じゃあ次は…

"夕日「後は 好き勝手に暴れちゃって!!」"

よしっ!!
笹切 兎女、人生初の暴れますっ!!

私は机を、夕日ちゃんは椅子をなげた。
でも机は重くて投げれなくて、どっちかというと倒したといったほうが正しい。

〈ガシャアァ！〉

夕日ちゃんの投げた椅子は先輩めがけて飛んでいき、先輩たちは間一髪のところで避けた
ひぃぃえぇぇ!?
夕日ちゃんおっかない!!
ごめんなさい 先輩(涙)

夕日「はー… ここ さいきん散々な目にしかあわないな。だれか 相手してくれよ、あばれたい気分なんだ！」

でも今はそんなこと思ってる余裕はない。
私たちが追い詰められる側だから…

A「同感じゃ…まったくここの生徒はロクな奴がおらんな…」

そう言って私も前にいる夕日ちゃんと並んだ。
な、なんとか決まりましたぁ(汗)

夕日「なあ！あんた！」

そう言って夕日ちゃんは葛西くんに近づきネクタイを掴んで引っ張った。
私は陽菜ちゃんのネクタイを掴んだ。

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