【出口ゼロ】僕は君達なんか信じない…だって君達、人間でしょ？

誰も反応してくれず ページ22

乙女「退学処分者は役者の素質なしとして『配役』と『台詞』を没収。ほかの生徒の演技の邪魔にならないようこのような処置をほどこしました」

笑顔でウインクしながら言う乙女先生に私は葛西くんを抱きしめていた腕に力を入れた。
見なくてもわかる。

乙女「だいじょうぶよぉ 真っ白なキャンバスにうまれかわったって思えば」

乙女先生が笑っているのを…
うそだぁ…全部演技だと思ったのにぃ!!

夕日「みんなになにをしたの!?」

夕日ちゃんの叫び声が響き渡った時、

「おはよーっ」

「ハヨー」

「ウース」

「オハヨー！」

「おー」

どこからともなく同じ制服を着た人達が現れて、私たちや乙女先生の事は全て無視。
みんな仲良く校舎へと入って行った。
背の高い人や目つきの悪い人がいて葛西くんの服の裾を握った。

乙女「さぁ よきライバルたちの登校時間だわ。『リハーサル』はこれにておしまい」

嗚呼、嫌な予感が２度も的中するなんて…

乙女「これより『課題2』にうつります。期限は1か月です」

ホントついてない1日、いや2日だ。
まだ、終わってないんだ…むしろこれからが勝負

乙女「楽しい舞台にしましょうねVv」

私たちによる__戦!!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
よしっ!!
『課題1』書きおわったぜぇ!!
次はいよいよ『課題2』!!
ついにクマくん登場だっ!!あと怜士も!!

とりま、まだまだこれからだからゆっくりしていってね(^-^)b


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