【完結】[ﾂｲｽﾃ]人魚姫は魔女に恋焦がれⅡ-Azul- (ページ10)

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『ここでは私の方が上よ、さぁ海流よ
我が道を阻む愚かなウツボ達をその波に捕らえなさい』

そう私が唱えると渦潮が双子を飲み込む

ジャック｢すげぇ…｣

『今のうちに｢巻き付く尾(ﾊﾞｲﾝﾄﾞ・ｻﾞ・ﾊｰﾄ)ッ!!｣っ!!』

フロイド｢確かにー総合的にはAが上かもしんねぇけど
経験の差と俺のユニーク魔法でぇ
ンなもんどうにでもなんだよッ!!｣

エース｢やっぱ、そうくるよね～
こんな楽勝でクリアできるわけないと思った｣

『ッ……』

ジェイド｢喧嘩慣れしてない貴女が僕達に牙を向くなんてふふ…あぁ、楽しくなってきました｣

『ごめんなさい、皆』

ユウ｢ううん、最初から1人にするつもりなんかないよ
A｣

エース｢で、ユウ。こっからどうする気だったわけ？｣

デュース｢お前の事だから、
考えナシに来たわけじゃないんだろ？｣

ユウ｢とにかく写真を守ろう！A、援護して！｣

デュース｢なるほど、単純でいい｣

『わかったわ』
_____
しばらく攻防戦を繰り返すと眩しい光に辺りが包まれる
見ればエース、デュース、そしてグリムの
イソギンチャクが消えていた
え、イソギンチャクが消えるなんて……
それって

グリム｢やった！レオナたちがやってくれたんだ！｣

ジェイド｢なんですって？｣

フロイド｢どーゆーことだよ、それ。｣

二人の質問に答えを出すグリム
グリムの話を聞いて嫌な予感がした
血の気が引いていく、
レオナ先輩のユニーク魔法は確か王者の咆哮(ｷﾝｸﾞｽ・ﾛｱｰ)

『そん…な…アズール！ユウ…ごめんなさい
私行かなきゃ！』

ユウ｢え？A!?｣

ジェイド｢僕達も戻りましょう、フロイド。
彼らの頭のイソギンチャクが消えたということは…｣

フロイド｢うん、なんか、ヤな予感｣
____
一足先にオクタヴィネルを訪れると
辺りは阿鼻叫喚となっていた

『アズール先輩……』

アズール｢A？あぁ…A……
僕の力が…全部……ねぇ酷いですよね
優しい貴女なら僕の味方になってくれますよね？｣

『落ち着いて、ね？アズールくん……』

レオナ｢近寄るなA｣

ラギー｢アズールくん、みんなから
ナニを吸ってんスか!?
吸われたヤツらが次々倒れていく！｣

『アズールくんのユニーク魔法は強すぎるから
契約書を介さないと他の人にもアズールくん本人にも危険なんです！行かせてくださいレオナ先輩！』

レオナ｢それ聞いて行かせるやつがいるかよ｣

そう彼が私の腰を引き寄せた時だ