(瀬名の)ペカチュウつよいこわい ページ9
聞けば、敬人くんも行っていたらしく。
「ずるい！！私最近2人と遊んでないのに！！」
「チョ〜うざぁい」
瀬名に詰め寄ったら「しっしっ」と手で払われた。犬か私は。
「またスマ〇ラしたいなぁ」
「してるじゃん、今」
「わかってて言ってるよねチョ〜うざぁい！！」
真似しないで、と瀬名の思いを表すかのようにペカチュウがマルフに蹴りを入れた。痛そう……ごめんよマルフ。
そのまま吹っ飛んでいくが、なんとか体制を整える。ちょうど真下にいたバルコンに着地と同時に切りかかった。転んでもただでは起きないぜ！！
「ねえ、俺たち来てからずっとスマ〇ラやってるけど」
「どうした？」
「いや、あのさ……お泊まりなんだからやる事あるじゃん。ご飯はさっき食べたからいいとして」
「オンスタ？上げてもいいけど私写すなよ炎上するから」
「いやそうじゃなくて。ていうかAちゃん男子制服だから大丈夫でしょ」
「そうか？わかる人にはわかると思うぞ！」
「うん、もりっちちょっと黙ってて」
千秋は「わかった！」と元気よく返事をしてスマ〇ラに集中した。素直か……素直だったわ。
あっマルフが吹っ飛ばしたカーブゥ、ペカチュウにトドメ刺された！！
瀬名が得意気に笑っている。このやろう覚えてろ！
「お風呂とか寝る場所とかどうすんの？」
「「………」」
「隙あり」
私以外の手が止まったのを見て、一気に吹っ飛ばす。マルフがかっこよくポーズを決めたとこで、3人に向き直った。
「風呂は入りたい人から入っていいよ。あと、寝床は別にここでもいいし、兄ちゃんの部屋が空いてるからそこでもいいし」
布団しけばどこでも寝れるしね〜、と言えば3人(特に瀬名)は呆れたような顔をした。
「まあ、あんたはそういう奴だよねぇ…」
「はは…Aちゃんって感じ」
「少し危機感が足りないような気もするな…」
「千秋にまで呆れられるのはショックなんだけど」
だってあの千秋だよ？大抵のことは笑うかよくわかってないかの千秋だよ？？
「とりあえず俺入ってくるから」
「じゃあ1回スマ〇ラ止めるか〜」
「あ、Aちゃん、LIME来てるよ」
「誰から？」
「あんずだな」
「あんずちゃん！！」
「はやっ」
シリアスって苦手なんだわ→←スマ〇ラって一度始めると止まらないよね
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内海祝孤(プロフ) - 面白いです！一気に読んじゃいました笑笑 続編のパスワード教えて欲しいです (2021年9月20日 9時) (
レス) id: bdacf1d86f (このIDを非表示/違反報告)
絵描き隊(描かないけど下手やから) - す、すごく言いづらいです…私、ジュンくんと誕生日一緒です！ (2020年8月19日 23時) (レス) id: d0f29aa6bd (このIDを非表示/違反報告)
紅 - いつも、楽しく読んでます！あるとちゃんに質問です。英智くんと敬人くん以外で、一番仲のいい人は？ (2020年2月16日 5時) (レス) id: f780153d26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴菜+ | 作成日時：2019年4月1日 1時
