リニューアル完了！【あんスタ】とある男装少女の羨望→幸福理論【大神晃牙End Ver】

羨望42 ページ3

やばいっ！ギリギリだっ！



1時間だけっとか思いながらやってると


知らぬ間に、"夢ノ咲の普通科に桜咲くんに似た少女がいる。"


みたいなツイートを誰かしたみたいで、お客さんが沢山集まってきててんやわんやしていたら



とっくに1時間が過ぎていた。



ライブまであと30分。



私は赤ずきん姿のままでチケットを握って講堂へと向かった。



･




･





･






A｢ハァ、なんとか間に合った。｣



講堂前に着くと、そこには会場に入りきれなかったファンが溢れかえっていた。



ライブの始まる15分前。


私がチケットを持って中に入ろうとすると...




｢...ｸﾞｽｯ......ｸﾞｽｯ。｣



近くで泣いている女の子に目が行く。



見た目からいうと中学生と言ったところだろうか...。



私はいてもたってもいられず、気になって、どうしたの？と女の子に声をかけた。




中学生｢...ｸﾞｽｯ。


チケット...落としちゃった...


ウワァァンっ。｣



そう言って大泣きし始める女の子。




私はこれはまずいと思い、




女の子に場所を変えるように提案し、





人通りの少ないベンチへと移動した。

羨望43→←羨望41

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す