憂鬱48 ページ49
薫さんに手招きされて部屋に入ってみると。
A｢うわぁ。｣
大きな窓のあるダンスホールらしき場所だった。
月がよく見えてとても綺麗な場所だった。
ていうかダンスホールまであるなんて...
朔間家恐るべし...
すると薫さんは何気なしに私に話しかける。
薫｢Aくん。
今日はほんとに綺麗だよね。
Aくんが女の子だったら、俺絶対デートに誘ってるよ♪｣
A｢"女の子だったら"なんて、言わないでください。
この格好でいるの今だけなんですから。｣
私は呆れながら薫さんにいった。
すると、えー、割と本気だったのにと返されて、ドキッとした。
薫さん私が本当が女だって気づいてる...？
薫｢まぁ、Aくんにそんなこと言う自分もどうかしてるよね？☆｣
うん。心配して損した。
これは、絶対に気づいてない。
A｢あー、そうですか。(棒)｣
私は少しイラッとしたので、薫さんにそっぽを向いた。
薫｢ちょっ、何怒ってるのー？｣
A｢怒ってません。
イラッとしただけです。｣
薫｢それ、怒ってるって言うんだよ...。｣
そういいながら、薫さんは私の顔を両手はでさみぶにゅーっと挟む。
A｢ひょっと、なにするんえすか？(ちょっと、何するんですか？)｣
薫｢いや、怒ってる顔になってたから直してあげようと思って。｣
そう言うと薫さんは私の顔から手をはなす。
A｢もう、余計なお世話です。
薫さんに僕の気持ちなんて分かるはずがない。｣
男装してる女の子の気持ちなんて...
薫｢へぇ...
俺はお互いこういう気持ちだったらいいなと思うんだけど...｣
そう言うと顔を近づける薫さん。
えっ、と思い後ずさるが薫さんに後頭部を押さえられる。
A｢ちょっと、止めてくださいよ！？////////｣
そうやって言っても近づくことをやめない薫さん。
えっ、うそっ！
思わず怖くなって目を閉じる。
すると...
ﾁｭｯ
口ではなく、おでこが一瞬あつくなった。
すると顔をはなす薫さん。
薫｢俺はAくんと、お互いこういう気持ちだったらいいなっておもうんだけど♪
ってちょっと、Aくん...？
あれ？もしかして...
期待してた？((ﾆﾔｯ｣
A｢...ｯ////
もう！
薫さんの馬鹿！｣
そう言って薫さんの胸をポカポカ叩いた。
勘違いした自分が恥ずかしくてたまらないっ////////
まだ、文句を言ってやろうとしたその時...
一瞬にして辺りが真っ暗になった。
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ほりでい(プロフ) - 愚者さん» お返事遅くなって申し訳ありません！ありがとうございます！ (2016年9月14日 21時) (
レス) id: e5f48aa5b4 (このIDを非表示/違反報告)
ほりでい(プロフ) - 友菜さん» お返事遅くなって大変申し訳ありません。ありがとうございます。 (2016年9月14日 21時) (レス) id: e5f48aa5b4 (このIDを非表示/違反報告)
愚者(プロフ) - 憂鬱27のsideの名前、英知じゃなくて英智ですよー (2016年7月26日 16時) (レス) id: 3757d5af78 (このIDを非表示/違反報告)
友菜(プロフ) - コルセットでは胸は潰せません。逆にでかくなります。サラシとかの方が良いのではないでしょうか (2016年7月25日 23時) (レス) id: 0741ad5d3b (このIDを非表示/違反報告)
ほりでい(プロフ) - シュバルツさん» ありがとうございます！UNDEADいいですよね！私もUNDEAD大好きです！これらも頑張らせていただきますヽ(*´∀｀)ノ (2016年5月29日 23時) (レス) id: e5f48aa5b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほりでい | 作成日時：2016年5月1日 11時
